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綾瀬はるか、ロボット役に苦戦「進化する姿を演じるのは難しい」【「野生の島のロズ」完成披露試写会】

2025年1月20日 22:00

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舞台挨拶に立った綾瀬はるか
舞台挨拶に立った綾瀬はるか

俳優の綾瀬はるかが1月20日、都内で行われた米長編アニメーション「野生の島のロズ」日本語吹き替え版完成披露試写会に出席した。野生の島で起動した最新型アシスト・ロボットの「ロズ」にひょんなことから愛情が生まれ、動物たちと共生し、島の危機を乗り越えていく感動作。綾瀬はロズの声を担当しており、「最初は感情がなく、プログラミングされたことしかしゃべられないが、感情が芽生え、徐々にロズが成長し進化する姿を演じるのは難しい」と、ロボット役に苦戦したと明かした。

完成披露試写会には綾瀬をはじめ、ロズを取り囲むキャラクターの声を担当する柄本佑鈴木福、いとうまい子、来日中のクリス・サンダース(「リロ&スティッチ」「ヒックとドラゴン」)が出席した。映画はドリームワークス・アニメーション30周年記念作品で、全世界43の国と地域で、初登場1位を記録。世界興収は3億ドルを突破し、第97回アカデミー賞の長編アニメ映画賞でも、受賞が本命視されている。

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サンダース監督は「ここにいる皆さんが、すばらしい演技を披露してくださり、とてもうれしい気持ち。個性とスタイルを吹き込んでくださり、どんなに感謝しても足りない」と、綾瀬らを絶賛。劇中に登場する森は、宮崎駿監督の「となりのトトロ」に影響を受けているといい、「特に意識したのは、奥行きと没入感。これまでの手法を刷新し、手描き感にこだわった」と振り返った。

柄本は、ロズの相談相手として友情を育んでいくキツネのチャッカリを演じ、「ちょっとさみしがりで、見栄っ張り」だと、キャラクターの性格を説明。ロズに育てられ、立派に成長していく雁(ガン)のキラリ役を務める鈴木は「日本語になると、さらに世界観が広がる」と、吹き替え版の魅力を語り、ロズをサポートするオポッサムの母親・ピンクシッポ役のいとうは、「肝っ玉母ちゃんになるように演じた」と話していた。

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作品のテーマにちなみ「人生を変えた出会いは?」と問われると、綾瀬は「やっぱり、人ですね。お仕事でもお友だちでも、誰かと出会うと、自分が好きなものを確認できる」と回答。柄本は「勝新太郎さんが出ていた『座頭市』シリーズ」を挙げ、「小学3年生のときに出合って、将来映画監督になりたいと思うようになった」とを輝かせた。鈴木は「野球やり始めて、自分が変わった」、いとうは「20代最後の頃に、地獄をさまよっていて(笑)、ゴールデンレトリーバーと出会って救われた」と答えていた。

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また、舞台挨拶では、サンダース監督からキャスト陣に、直筆イラストのプレゼントも。綾瀬は「ビューティフル!」と感激していた。

野生の島のロズ」は、2月7日より全国公開。

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