ブルース・ウィリス、LA山火事対応にあたる警察官に感謝の握手
2025年1月20日 15:00
2022年に俳優業を引退したブルース・ウィリスの近影を、妻のエマ・ヘミング・ウィリスがInstagramで公開した。
「ダイ・ハード」「シックス・センス」「パルプ・フィクション」など数々のヒット作で知られるウィリスは、失語症のため22年に俳優業を引退。翌23年に前頭側頭型認知症と診断されたことを家族が公表した。米ハリウッド・レポーターによれば、ウィリスが公の場に姿を現したのは、俳優引退後初めてだという。
エマ・ヘミングがInstagramに投稿した動画には、大規模な被害をもたらしている山火事の対応にあたるロサンゼルスの警察官とウィリスが握手し、記念撮影に応じる姿がおさめられている。キャプションには「救急隊員を見つけると、ブルースは心のこもった握手とご苦労さまと感謝の気持ちを示すチャンスを逃さなかった。昨日もそうだった」と書かれている。
米アルツハイマー病協会によると、前頭側頭型認知症は脳の前頭葉と側頭葉を徐々に損傷する疾患群で、異常行動、コミュニケーション障害、歩行困難などの症状が現れるという。現在、治療法は確立されていない。23年にエマ・ヘミングは、ウィリスが診断結果を理解しているかどうか「知るのは難しい」と明かしていた。