ブルース・ウィリス、失語症により俳優業から引退
2022年3月31日 15:10

Photo by Jim SpellmanWireImageGetty Images
「ダイ・ハード」「シックス・センス」「アルマゲドン」「パルプ・フィクション」など数々のヒット作で知られる俳優ブルース・ウィリスが、俳優業から引退することが明らかになった。ウィリスの家族がSNSで発表した。
元妻で女優のデミ・ムーアや現在の妻エマ・ヘミング、そして娘たちが連名で出した声明によると、67歳のウィリスは以前からいくつかの健康問題を抱えており、最近になって失語症と診断されたという。アメリカを代表する医療機関メイヨー・クリニックは失語症について、コミュニケートする能力が低下し、話す、書く、言葉の理解に影響を与えると説明している。
ウィリスの家族は「熟慮の末に、ブルースはとても大切にしてきたキャリアから退くことになりました。私たち家族にとって大変つらい時を迎えていますが、皆さんの変わらぬ愛情、思いやりとサポートに心から感謝しています」「ブルースがいつも言う『思い切り楽しめ』の言葉に従って、私たちは力を合わせていこうと思います」とコメントしている。
ウィリスは、「パルプ・フィクション」のジョン・トラボルタと久々に共演した「Paradise City(原題)」などポストプロダクション中の作品や公開を控えた新作が複数ある。
(映画.com速報)