【2024年・今期アニメランキング振り返り】「鬼滅の刃」の横綱相撲、連続2クール作品の存在感
2024年12月31日 20:00
2024年も間もなく終わりを迎えます。本記事では、アニメハックで毎週水曜に掲載している「今期アニメランキング」を振り返り、24年の各クールにどんなアニメが注目を集めたのかをご紹介します。
「今期アニメランキング」は、パナソニック「DiMORA(ディモーラ)」提供のデータから、首都圏の地上デジタル放送を対象にアニメ番組の録画予約状況を計測。アニメハック編集部が独自にランキング化したものです。
(C) 山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会24年1~3月は、23年10月から放送がはじまった「葬送のフリーレン」の第2クールがすべて首位となりました。「金曜ロードショー」で初回放送という異例のスタートで話題を集めた「葬送のフリーレン」は、23年10~12月の第1クールは「SPY×FAMILY Season 2」と首位をあらそうかたちとなり、「SPY×FAMILY Season 2」放送終了後の第2クールでは他のタイトルを寄せつけない強さをみせました。
「葬送のフリーレン」は、今年9月に第2期製作が発表されています。

24年4~6月は、「鬼滅の刃 柱稽古編」が全話首位でした。毎週、2位とダブルスコア近くの差をつけての首位で、1作品だけ別格の圧倒的な強さをみせたかたちです。
そのほか、「転生したらスライムだった件(第3期)」「怪獣8号」「転生貴族、鑑定スキルで成り上がる」「烏は主を選ばない」「ザ・ファブル」などがランキング常連でした。
(C) 川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会24年7~9月は、「転生したらスライムだった件(第3期)」と「【推しの子】(第2期)」が大きな注目を集めました。4月からスタートして2クール目に突入していた「転生したらスライムだった件(第3期)」は、春クールの「鬼滅の刃 柱稽古編」放送終了後、そのまま首位を交代したまま夏クールを席巻したかたちです。
(C)魚豊/小学館/チ。 ―地球の運動について—製作委員会24年10~12月は、「チ。―地球の運動について―」と「ドラゴンボールDAIMA」が僅差で首位を争う状態が続きました。「チ。―地球の運動について―」がわずかな差で首位を守ってきたなか、12月第4週にはついに「ドラゴンボールDAIMA」が初首位を記録。両作とも25年1月以降も放送が続くため、2025年冬クールでも、どれだけの存在感をしめしていくのが要注目です。
24年を振り返ると、「葬送のフリーレン」「転スラ」「チ。」など近年増えてきた2クール連続放送作品の強さが目立つ1年でした。2クール連続放送作品は、メーカーや制作スタジオが力をいれているであろう強力タイトルのなかで増えている印象で、「薬屋のひとりごと」「夜桜さんちの大作戦」「2.5次元の誘惑」「アオのハコ」などもそうでした。
25年も、多くの作品が登場して私たちを楽しませてくれることでしょう。25年も毎週更新予定の「今期アニメランキング」で、注目作をリアルタイムにチェックしてみてください。
https://anime.eiga.com/news/column/konki_ranking/
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
“愛と性”を語ることは、“生きる”を語ること
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
アバター ファイヤー・アンド・アッシュ
【シリーズ完全初見で最新作を観たら…】「こんなに面白かったのか!!」「歴史を変える傑作」「号泣」
提供:ディズニー
「アバターF&A」「ズートピア2」などが“500円”で観られる!
【正直、使わないと大損】絶対に読んでから映画館へ!
提供:KDDI
楓
【今年最大級に切なく、涙が流れた】双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「最高の続編」「2025年頑張ったご褒美みたいな映画」「メロすぎる」「全員みて」
提供:ディズニー
SNSで大炎上中…
【非難殺到】「絶対に許すな」「町ごと滅べ」些細なケンカが…まさかの大事件へ
提供:ハピネットファントム・スタジオ