プラバースからサプライズのビデオメッセージ!「カルキ 2898-AD」ジャパンプレミアでナーグ・アシュウィン監督来日
2024年12月19日 16:00
「バーフバリ」シリーズで知られるインドの大スター、プラバース主演最新作「カルキ 2898-AD」のジャパンプレミアが12月18日開催され、ナーグ・アシュウィン監督が登壇した。
本作は、大ヒットした「RRR」を上回る製作費110億円で創り出され、世界興収185億円を叩き出したインド映画史上最大規模のSFアクションファンタジー。ナーグ・アシュウィン監督がメガホンをとり、インド神話の神々たちが、6000年という途方もない時空を駆け抜け、未来の地球の命運をかけて暴れまわるシネマティック・サーガだ。
主演のプラバースは、撮影中の怪我により今回の来日が叶わなかった。サプライズでプラバースはビデオメッセージ(https://youtu.be/kmVYri2Bi_s)を寄せ、冒頭「こんにちはジャパン」と日本語で挨拶をし、「私と作品に愛情を注いでくださり感謝しています。日本に行くのが楽しみでしたが、撮影中の捻挫のため行けなくなりました。今は良くなっています。すぐにお会いできることを約束します。本作の公開を皆さんと楽しみたいです。日本でお会いしましょう」と語り、日本語で「ありがとうございます」と感謝の意をあらわにした。
来日前にプラバースと話したというアシュウィン監督は「彼は日本に来ることをすごく楽しみにしていたんですよね。この作品は彼にとっても特別な作品で、この作品と日本に行けることをとても楽しみにしていました。実は10日ほどのショートトリップも計画していたそうで、怪我をされてしまい非常にがっかりしていたんですが、皆さんに愛を伝えてください、そして近々日本のみなさんとお会いしたと言っていました」と明かし、観客を喜ばせた。
アシュウィン監督は、ジャパンプレミアに向けて事前に募集していた質問に回答。SFとして沢山の創造的な作り込みをされている本作、特に細部にこだわったシーンについて監督は「今回プラバースが演じるバイラヴァとアミターブ・バッチャン演じるアシュヴァッターマンが対決をする場面で、拳と拳がぶつかるシーンがあるんですが、このシーンはとても好きなのでぜひチェックしてほしい」と見どころを語る。
また、いつからプラバース主演で撮影することを考えていたかという質問には、「キャスティングを考え始めて一番初めに思い浮かんだのがプラバースでした。自分たちとしても非常に野心的なオファーだったのですが、プラバースさんはやりたいと快く受けてくれました。本作を見ていただいたら、彼がどのくらい楽しんで撮影をしているか、そしていかに素晴らしい役者であるか、改めて感じていただけると思います」と経緯を明かした。
特殊なアクションシーンが多い本作、「アクションシークエンスに対する彼のワクワクさとアイディアが素敵で、スタントのリハーサルでもとにかく新しく楽しいものにするためにいろんなアイディアを出してくれる、あれだけアクション映画を撮っていると知識も豊富ですね」とプラバースとのエピソードも披露。
日本の映画やアニメで好きな作品についての質問では、「たくさん好きな作品はあります! 映画の勉強をし始める時に黒澤明監督の作品はたくさん触れましたし、ジブリの宮崎駿監督の作品は全て素晴らしいなと思います。そして実はナルトの大ファンで、作品自体がすごく楽しくて、感動できるストーリーが大好きです。好きなキャラクターはカカシ先生です」と語り、また「日本の映画で特に好きな作品は『ハウルの動く城』『もののけ姫』『七人の侍』が大好きです」と話した。
初来日という事で、アシュウィン監督に日本の法被が贈られた。今回来日が叶わなかったプラバースのため用意していた法被の写真を撮り「(撮影した写真を)彼に送ります。つぎ日本の皆さんにお会いする際にこの法被を来て、ステージに登壇してもらいましょう!」と期待を込める。
最後に「皆さんとこのように時間を共有できたこと大変嬉しく思います。このような形で日本の観客の方に愛を伝えていただくのは初めで、皆さんが送ってくださる大きな愛をしっかり受け止めたいです。本作は絶対楽しんでいただけると確信しています。心を込めて作った作品で、日本の方も私たちと同じようなハートを持っていらっしゃると思うのでぜひ楽しんでください」と、日本語で「大好き」とメッセージを寄せた。
「カルキ 2898-AD」は、25年1月3日より新宿ピカデリーほか全国公開。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
舘ひろし、芸能生活50年で初の冠番組がスタート! NEW
【“新・放送局”ついに開局!!】ここでしか観られない“貴重な作品”が無料放送!(提供:BS10 スターチャンネル)
室町無頼
【激推しの良作】「SHOGUN 将軍」などに続く“令和の時代劇ブーム”の“集大成”がついに来た!
提供:東映
サンセット・サンライズ
【新年初“泣き笑い”は、圧倒的にこの映画】宮藤官九郎ワールド全力全開! 面白さハンパねえ!
提供:ワーナー・ブラザース映画
意外な傑作、ゾクゾク!
年に数100本映画を鑑賞する人が、半信半疑で“タテ”で映画を観てみた結果…
提供:TikTok Japan
ライオンキング ムファサ
【脳がバグる映像美】衝撃体験にド肝を抜かれた…開始20分で“涙腺決壊”の超良作だった!
提供:ディズニー
関連コンテンツをチェック
シネマ映画.comで今すぐ見る
トニー・レオンとアンディ・ラウが「インファナル・アフェア」シリーズ以来、およそ20年ぶりに共演した作品で、1980年代の香港バブル経済時代を舞台に巨額の金融詐欺事件を描いた。 イギリスによる植民地支配の終焉が近づいた1980年代の香港。海外でビジネスに失敗し、身ひとつで香港にやってきた野心家のチン・ヤッインは、悪質な違法取引を通じて香港に足場を築く。チンは80年代株式市場ブームの波に乗り、無一文から資産100億ドルの嘉文世紀グループを立ち上げ、一躍時代の寵児となる。そんなチンの陰謀に狙いを定めた汚職対策独立委員会(ICAC)のエリート捜査官ラウ・カイユンは、15年間の時間をかけ、粘り強くチンの捜査を進めていた。 凄腕詐欺師チン・ヤッイン役をトニー・レオンが、執念の捜査官ラウ・カイユン役をアンディ・ラウがそれぞれ演じる。監督、脚本を「インファナル・アフェア」3部作の脚本を手がけたフェリックス・チョンが務めた。香港で興行ランキング5週連続1位となるなど大ヒットを記録し、香港のアカデミー賞と言われる第42回香港電影金像奨で12部門にノミネートされ、トニー・レオンの主演男優賞など6部門を受賞した。
ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
内容のあまりの過激さに世界各国で上映の際に多くのシーンがカット、ないしは上映そのものが禁止されるなど物議をかもしたセルビア製ゴアスリラー。元ポルノ男優のミロシュは、怪しげな大作ポルノ映画への出演を依頼され、高額なギャラにひかれて話を引き受ける。ある豪邸につれていかれ、そこに現れたビクミルと名乗る謎の男から「大金持ちのクライアントの嗜好を満たす芸術的なポルノ映画が撮りたい」と諭されたミロシュは、具体的な内容の説明も聞かぬうちに契約書にサインしてしまうが……。日本では2012年にノーカット版で劇場公開。2022年には4Kデジタルリマスター化&無修正の「4Kリマスター完全版」で公開。※本作品はHD画質での配信となります。予め、ご了承くださいませ。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。