ゴールデングローブ賞ノミネート発表 「エミリア・ペレス」が最多10部門!「SHOGUN」真田広之、浅野忠信らも選出
2024年12月10日 15:00

第82回ゴールデングローブ賞のノミネートが12月9日(現地時間)に発表された。アカデミー賞の行方を占う重要な指標として知られる同賞で、スペイン語で製作されたフランス映画「エミリア・ペレス」が作品賞(ミュージカル・コメディ部門)を含む10部門で最多ノミネートを獲得。日本からは、ディズニープラスのドラマ「SHOGUN」の真田広之、浅野忠信らがノミネートされ、世界的な注目を集めている。
巨匠ジャック・オーディアール監督が手掛けた「エミリア・ペレス」は、メキシコの麻薬組織のボスが性別適合手術を望み、自分らしく生きる決意をする異色の人間ドラマ。新鋭カーラ・ソフィア・ガスコンが主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされたほか、実力派のゾーイ・サルダナとセレーナ・ゴメスが助演女優賞候補に名を連ねた。オーディアール監督も監督賞と脚本賞の有力候補として注目を集めている。
テレビ部門では、真田広之と浅野忠信が出演する時代劇大作「SHOGUN 将軍」をはじめ、「Mr.&Mrs.スミス」、世界的な人気を博した「イカゲーム」(シーズン2)などが、作品賞を争う激戦区となっている。
ゴールデングローブ賞授賞式は、2025年1月5日(現地時間)に開催。司会は独特の話術で人気を博すコメディアンのニッキー・グレイザーが務める。アメリカではCBSとParamount+で生中継される予定だ。
映画部門の主なノミネートは以下の通り。
パメラ・アンダーソン「ザ・ラスト・ショーガール(原題)」
アンジェリーナ・ジョリー「マリア」
ニコール・キッドマン「ベイビーガール」
ティルダ・スウィントン「ザ・ルーム・ネクスト・ドア」
フェルナンダ・トーレス「アイム・スティル・ヒア(原題)」
ケイト・ウィンスレット「リー(原題)」
エイドリアン・ブロディ「ブルータリスト」
ティモシー・シャラメ「名もなき者 A Complete Unknown」
ダニエル・クレイグ「クィア(原題)」
コールマン・ドミンゴ「シング・シング(原題)」
レイフ・ファインズ「教皇選挙」
セバスチャン・スタン「アプレンティス ドナルド・トランプの創り方」
エイミー・アダムス「ナイトビッチ(原題)」
シンシア・エリヴォ「ウィキッド ふたりの魔女」
カーラ・ソフィア・ガスコン「エミリア・ペレス」
マイキー・マディソン「ANORA アノーラ」
デミ・ムーア「ザ・サブスタンス(原題)」
ゼンデイヤ「チャレンジャーズ」
ジェシー・アイゼンバーグ「リアル・ペイン 心の旅」
ヒュー・グラント「HERETIC(原題)」
ガブリエル・ラベル「サタデー・ナイト(原題)」
ジェシー・プレモンス「憐れみの3章」
グレン・パウエル「ヒットマン」
セバスチャン・スタン「ア・ディファレント・マン(原題)」
セレーナ・ゴメス「エミリア・ペレス」
アリアナ・グランデ「ウィキッド ふたりの魔女」
フェリシティ・ジョーンズ「ブルータリスト」
マーガレット・クアリー「ザ・サブスタンス(原題)」」
イザベラ・ロッセリーニ「教皇選挙」
ゾーイ・サルダナ「エミリア・ペレス」
ユラ・ボリソフ「ANORA アノーラ」
キーラン・カルキン「リアル・ペイン 心の旅」
エドワード・ノートン「名もなき者 A Complete Unknown」
ガイ・ピアース「ブルータリスト」
ジェレミー・ストロング「アプレンティス ドナルド・トランプの創り方」
デンゼル・ワシントン「グラディエーターII」
ジャック・オーディアール「エミリア・ペレス」
ショーン・ベイカー「ANORA アノーラ」
エドワード・ベルガー「教皇選挙」
ブレイディ・コーベット「ブルータリスト」
コラリー・ファルジェ「ザ・サブスタンス(原題)」
パヤル・カパディア「オール・ウィ・イマジン・アズ・ライト(原題)」
ジャック・オーディアール「エミリア・ペレス」
ショーン・ベイカー「ANORA アノーラ」
ブレイディ・コーベット、モナ・ファストヴォルド「ブルータリスト」
ジェシー・アイゼンバーグ「リアル・ペイン 心の旅」
コラリー・ファルジェ「ザ・サブスタンス(原題)」
ピーター・ストローハン「教皇選挙」
フォルカー・ベルテルマン「教皇選挙」
ダニエル・ブラムバーグ「ブルータリスト」
クリス・バウワーズ「野生の島のロズ」
クレモン・デュコル、カミーユ「エミリア・ペレス」
トレント・レズナー、アティカス・ロス「チャレンジャーズ」
ハンス・ジマー「デューン 砂の惑星PART2」

PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント