ニコール・キッドマンが“すべて”をさらけ出した「ベイビーガール」25年3月公開 女性CEOと年下インターンの“誘惑ゲーム”を描く
2024年11月29日 19:30

ニコール・キッドマンが第81回ベネチア国際映画祭にて最優秀女優賞を獲得し、「今年最もホットな映画!」として話題をさらった「Babygirl(原題)」が、「ベイビーガール」の邦題で、2025年3月28日に日本公開されることがわかった。
NYで女性CEOとして、大成功を収めるロミー(キッドマン)。舞台演出家の優しい夫ジェイコブと子供たちと、誰もが憧れる暮らしを送っていた。ある時、ロミーは一人のインターンから目が離せなくなる。彼の名はサミュエル(ハリス・ディキンソン)。ロミーの中に眠る秘密の欲望を見抜き、きわどい挑発を仕掛けてくるのだ。行き過ぎた駆け引きをやめさせるためにサミュエルに会いに行くが、逆に主導権を握られ2人のパワーバランスが逆転していく。二度と引き返せない誘惑ゲームの行方は…。
脚本の構想段階から、主演のキッドマンへあてがきされた本作。ベネチア国際映画祭で審査員長を務めたイザベル・ユペールが、キッドマンの大胆さと繊細さを併せ持つ演技に対し、「社会的に強い部分と私的に脆い部分の両方が混ざりあう役を、幅広い演技力で見事に体現した」とお墨付きを与え、海外メディアも「ニコール・キッドマンのすべてを賭けた、これ以上の演技は思い浮かばない!」(Time Out)、「キッドマンが生々しく大胆不敵で、そしてとにかく刺激的!」(Vogue)と最大級の賛辞。キッドマン自身が「俳優として、人間として、すべてをさらけ出した」と語る通り、圧巻の演技を披露している。
サミュエルを演じるのは、「逆転のトライアングル」「キングスマン ファースト・エージェント」「アイアンクロー」などの話題作への出演が相次ぐハリス・ディキンソン。挑発的な演技でホットボーイとしての魅力を振りまいている。愛情深いロミーの夫であるジェイコブをアントニオ・バンデラス、「TALK TO ME トーク・トゥ・ミー」のソフィー・ワイルドがロミーに憧れる部下・エスメを演じている。
監督は、ポール・バーホーベン監督作「ブラックブック」、トム・クルーズと共演した「ワルキューレ」に出演するなど女優としても活躍し、本作で稀有なる才能を開花させた監督ハリナ・ライン。世界を席巻する存在となった映画スタジオA24とは、「BODIES BODIES BODIES ボディーズ・ボディーズ・ボディーズ」に続く2度目のタッグとなった。
「ベイビーガール」は、25年3月28日からTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開。
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