「ガンニバル」シーズン2、映像初公開! 「そっちが狂ってんなら、こっちも狂うしかねぇんだよ」
2024年11月21日 12:00
柳楽優弥が主演した、ディズニープラスの日本発オリジナルシリーズ「ガンニバル」シーズン2が、2025年3月19日に配信されることが決定。あわせて、ティザー予告編(https://youtu.be/4uKm20fQaJA)とキービジュアルがお披露目された。
累計発行部数370万部を超える二宮正明氏の同名漫画を実写映像化したヴィレッジサイコスリラー「ガンニバル」。22年12月末に配信がスタートすると、神秘的なロケーション、ミステリアスにして濃密な心理描写、ダイナミックなカメラワークが生むサスペンスとアクションを融合させた映像世界が話題に。衝撃的なストーリー、一度見たら逃れられない強烈な没入感で、SNS上でも大きな盛り上がりを見せ、多くの熱狂的なファンを生み出した。
最終章となるシーズン2では、舞台となる供花村(くげむら)に隠された真実が明らかとなる。狂気じみた一面を見せる主人公の警察官・阿川大悟役の柳楽をはじめ、供花村を支配する後藤家の当主となった後藤恵介役の笠松将、大悟の妻・阿川有希役の吉岡里帆らキャスト陣が続投。さらに、「雨の中の慾情」が第37回東京国際映画祭のコンペティション部門にノミネートされた片山慎三監督、第94回アカデミー国際長編映画賞に輝いた「ドライブ・マイ・カー」で共同脚本を務めた脚本家の大江崇允、同じく「ドライブ・マイ・カー」を手がけたプロデューサーの山本晃久らスタッフ陣も、再び顔をそろえる。
ティザー予告編は、美しい自然に囲まれた供花村に駐在として左遷された大悟が、「人が喰われているらしい」という信じがたい噂を探り始めると、彼と彼の家族の穏やかな日常が一変していくシーズン1のハイライトで始まり、さらにスケールアップしたシーズン2の怒涛の展開もおさめられている。
さらに映像には、供花村の謎を探り続ける大悟の前で巻き起こる、娘・ましろ(志水心音)の菓子箱に入っていた“人の指”、顔を喰われた男“寺山京介”(高杉真宙)、供花村を支配する一族“後藤家”、さらに後藤家が恐れる謎の存在“あの人”など、恐ろしい出来事の数々がちりばめられている。そして、有希とましろが後藤家にさらわれたことを知った大悟は、「お前ら傷つけた奴ら、全員ぶっ殺してやるからな」と、物騒な言葉とは裏腹に落ち着いた口調でふたりに語りかけ、有希すらも絶句するほどに狂気を加速させていくさまが垣間見える。
家族を救うため突き進む大悟に対して、手段を選ばなくなった村人と後藤家の狂気が増幅するなか、ついに大悟の内に潜んでいた狂気が爆発。「そっちが狂ってんなら、こっちも狂うしかねぇんだよ」という言葉をきっかけに、血塗られた激しい銃撃戦が幕を開ける。大悟は呪いを終わらせるため、恵介は後藤家を守るため、有希は家族を守るため――それぞれの思いが錯綜していく。映像では、謎のカギが、後藤家の当主だった後藤銀(倍賞美津子)の過去にあることが示唆される。さらに人々が火を掲げ踊るなか、不気味な存在感を放つ女性の姿も確認でき、心がざわつく仕上がりだ。
キービジュアルでは、大悟の顔に亀裂が入っており、ふたつの対照的な表情と供花村の様子が切り取られている。左半分はシーズン1で、美しい供花村に白装束の人々がたたずんでおり、「この村に、喰われる」というコピーが示す通り、村に飲み込まれそうになる大悟の内なる狂気が垣間見えるデザイン。右半分はシーズン2で、「この村を、喰ってやる」とばかりに、逆に村を飲み込まんと、大悟が狂気を爆発させる姿。背景に写る後藤家には火の手が上がり、群衆たちが歓喜しているようにも見える。
「ガンニバル」シーズン2は、ディズニープラスの「スター」で、25年3月19日に配信。
PR
©2024 Disney and its related entities
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
関連コンテンツをチェック
シネマ映画.comで今すぐ見る
父親と2人で過ごした夏休みを、20年後、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点からつづり、当時は知らなかった父親の新たな一面を見いだしていく姿を描いたヒューマンドラマ。 11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく。 テレビドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが愛情深くも繊細な父親カラムを演じ、第95回アカデミー主演男優賞にノミネート。ソフィ役はオーディションで選ばれた新人フランキー・コリオ。監督・脚本はこれが長編デビューとなる、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。
内容のあまりの過激さに世界各国で上映の際に多くのシーンがカット、ないしは上映そのものが禁止されるなど物議をかもしたセルビア製ゴアスリラー。元ポルノ男優のミロシュは、怪しげな大作ポルノ映画への出演を依頼され、高額なギャラにひかれて話を引き受ける。ある豪邸につれていかれ、そこに現れたビクミルと名乗る謎の男から「大金持ちのクライアントの嗜好を満たす芸術的なポルノ映画が撮りたい」と諭されたミロシュは、具体的な内容の説明も聞かぬうちに契約書にサインしてしまうが……。日本では2012年にノーカット版で劇場公開。2022年には4Kデジタルリマスター化&無修正の「4Kリマスター完全版」で公開。※本作品はHD画質での配信となります。予め、ご了承くださいませ。