【ディズニー実写作品最新情報まとめ】「白雪姫」、「トロン」最新作、「アバター」最新作など目白押し
2024年11月21日 10:00
11月20日(現地時間)、シンガポールのマリーナ・ベイ・サンズで開催中の「ディズニー・コンテンツ・ショーケース APAC2024」で、ディズニー実写作品、20世紀スタジオ、サーチライト・ピクチャーズの新作タイトルについて、さまざまな情報が発表された。イベントは、ミッキーが指揮者を務めるオーケストラの演奏で開幕。さらに、「リロ&スティッチ」のスティッチが登場し、会場を盛り上げた。
最初に、「ライオン・キング」の主人公シンバの父であるムファサ王とスカーの幼き日の出会い、アフリカ大陸横断の旅が描かれる映画「ライオン・キング ムファサ」(12月20日公開)からは、バリー・ジェンキンス監督のメッセージ映像がお披露目された。ジェンキンス監督は、「ムファサは単なるキャラクターではなく、アイコンですよね。家族の絆の象徴です。彼のオリジンの物語を掘り下げます」と紹介。あわせて、リン=マニュエル・ミランダが手がける劇中曲の映像が初披露された。幼少期のムファサとタカ(後のスカー)が歌い、ラップパートも盛り込まれた楽曲だ。
ディズニー初の長編アニメを実写化する映画「白雪姫」(3月20日公開)からは、タイトルロールを演じるレイチェル・ゼグラーから、メッセージ映像が寄せられた。ゼグラーは、「この象徴的なキャラクターを演じるのは、本当に私の夢でした。素晴らしい音楽、魔法の瞬間を皆様に体験してもらえるのを楽しみにしています」と話している。同作は、実写版オリジナルの楽曲だけではなく、アニメ版のクラシックな楽曲も充実しているようで、白雪姫が7人のこびとたちの小屋を掃除する時に流れる楽曲「口笛ふいて働こう」の映像が初披露された。
続いては、1982年、デジタル・コンピュータ・グラフィックスを世界で初めて導入した「トロン」シリーズ最新作「トロン:アレス(原題)」(25年10月10日公開)。高機能人工知能プログラム「アレス」が、とある危険な任務を果たすため、デジタル世界から現実世界へ送り込まれる。人々が暮らす現実世界に現れたアレスは、人類が初めて A.I.と遭遇する物語を展開する。アレス役のジャレット・レトは、メッセージ映像のなかで、「(主人公である)ケヴィン・フリンが82年に初めて体験した世界をさらに掘り下げていきますます。私が小さい頃に本当に魅了された、大好きな映画です」と語った。
20世紀スタジオからは、「ザ・アマチュア(原題)」(25年4月11日全米公開)と、「アバター ファイヤー・アンド・アッシュ(原題)」(25年12月19日全米公開)が紹介された。「ザ・アマチュア(原題)」は、ラミ・マレックが主演し、ローレンス・フィッシュバーンが共演するスパイスリラー。CIA 本部の地下オフィスで働くチャーリー・ヘラー(マレック)は、ロンドンのテロ事件で妻が殺され、人生が激変。事件に関して一切行動しない上司に対し、自らの手で問題を解決しようと、犯人を探す危険な旅に出る。マレックはメッセージ動画のなかで、「僕が演じるのは、悲劇的な喪失を経験したのち、復讐と正義の狭間で悩むCIAの暗号解読者です。正義を必死に求めるひとりの男、彼はどこまでいくのか。きっと皆さんの心をつかむサスペンス、エモーション、予想外の展開満載です」とアピールした。
「アバター」シリーズ最新作「アバター ファイヤー・アンド・アッシュ(原題)」(25年12月19日公開)は、海兵隊員からナヴィのリーダーになったジェイク・サリー(サム・ワーシントン)と、ナヴィの戦士ネイティリ(ゾーイ・サルダナ)の新たな物語。プレゼンターは、あらすじについて「新たにふたつの文化が登場します。ひとつは、空路を使って世界中を旅して、さまざまな商売をする人々。もうひとつは、ナヴィの良いところを歪め、ダークな世界観を持っており、自分たちを“アッシュ”と呼ぶ人々。彼らは、自らの文明が火山噴火で滅ぼされたことから、世界に恨みを持っています」と説明した。
そのほか、サーチライト・ピクチャーズからは「リアル・ペイン 心の旅」「名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN」などが紹介された。「ディズニー・コンテンツ・ショーケース APAC2024」は、11月21日まで開催。映画.comは引き続き、現地からイベントの模様をレポートする。
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