松たか子×脚本・野木亜紀子 新春SPドラマ「スロウトレイン」25年1月2日放送 多部未華子、松坂桃李、星野源、チュ・ジョンヒョクが共演
2024年10月25日 05:00
本作は、鎌倉と韓国・釜山を舞台に描くホームドラマ。現在放送中の日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(TBS)や大ヒット中の映画「ラストマイル」など、数々のヒット作を生み出してきた野木亜紀子がオリジナル脚本を手掛け、「花束みたいな恋をした」「いま、会いにゆきます」の土井裕泰監督が演出を担当する。
野木と土井は、ドラマ「空飛ぶ広報室」(原作:有川浩)や「逃げるは恥だが役に立つ」(原作:海野つなみ)、「重版出来!」(原作:松田奈緒子)、映画「罪の声」(原作:塩田武士)でタッグを組んできたが、本作では初めて野木オリジナル脚本を土井が演出する。
鎌倉に住む渋谷葉子(松)、都子(多部)、潮(松坂)の姉弟は、交通事故で両親と祖母を一度に亡くした。月日は経ち、二十三回忌の法事の帰り道。都子が突然「韓国に行く!」と葉子と潮に告げる。この告白をきっかけに、三者三様の姉弟に、“人生”という旅路の分岐点が訪れる。
第54回ギャラクシー賞テレビ部門の優秀賞をはじめ数々の賞を受賞したドラマ「カルテット」で土井監督とタッグを組んだ松が演じるのは、長女の葉子。フリーの編集者で、結婚はしておらず、渋谷家の家長として両親と祖母と共に暮らしていた鎌倉の実家に住んでいる。
多部は、葉子の妹・都子役で出演。職を変え、居場所を変え、ふらふらしている都子が突然、韓国に行くと言い出したことから、渋谷家に一波乱が起きる。松坂扮する弟・潮は、江ノ島電鉄で保線員として働き、渋谷家の家事全般を担当している。潮には恋人がいるが、姉たちには明かせていないことがある。
3姉弟の人生に大きく関わる人物を演じる星野は、これまで野木が脚本を手掛けたドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」「MIU404」、映画「罪の声」「ラストマイル」に出演。今作では、人気作家の百目鬼見(もめき・けん)役で登場し、元担当編集者の葉子に執着し、執拗につきまとう面倒な作家に扮する。さらに、「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」「正直にお伝えします!?」などの韓国ドラマで注目を集めるチュ・ジョンヒョクが日本のドラマに初出演する。
キャスト陣と制作陣のコメントは以下の通り。
『スロウトレイン』というタイトル、私は大好きです。
ワクワクドキドキソワソワの撮影現場で毎日ひたすら楽しく、「もう終わっちゃうの?!」と最終日には嘆きました。
姉弟って絶妙なバランスで成り立っているのかなと思わずにはいられない。
性格さまざまな3人を、お正月の夜にくすくすっとしながら、楽しんで観ていただけたらと思っています。
松さんと多部さんの姉2人と過ごし、弟として撮影した日々は、懐かしさもあり、楽しかったです。
星野さんとは大河以来の共演でしたが、こうした形でお芝居ができて、本当に幸せでした。
チュ・ジョンヒョクさんとは、国境を超えて芝居を交わすことができたのは、大きな財産となりました。
野木さんの脚本は、読みやすく、言葉がスッと入ってきます。日常をリアルに細やかに切り取っている本で、共感しかありません。
家族愛、姉弟愛、恋愛、さまざまな関係性が描かれている、優しく温かい作品です。
2025年の年初め、『スロウトレイン』とともに温かい気持ちでスタートできることを願っています。
今回、初めて日本語でお芝居をしました。日本語の実力はまだまだですが、温かい目で見ていただき『スロウトレイン』を愛してもらえたらうれしいです!
優しい視線で時代を切り取った野木さんの脚本に、松さんをはじめとした敬愛する俳優の方たちと向き合えたあの冬の時間は、思い出すたびになんだかちょっとニヤけてしまうくらい、幸せな時間でした。
鎌倉に住む渋谷家の三姉弟の人生(スロウトレイン)はどこに向かってゆくのか?
2025年の新春、どうぞお楽しみに。
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