映画「ウィキッド」主演決定の瞬間に涙! シンシア・エリボ&アリアナ・グランデ、貴重なオーディション風景もおさめた特別映像
2024年10月21日 12:00
不朽のミュージカル「ウィキッド」を映画化する「ウィキッド ふたりの魔女」から、特別映像がお披露目。主演のシンシア・エリボとアリアナ・グランデの貴重なオーディション風景や、出演が決定した瞬間に涙する姿などが切り取られている。
主演は、エミー賞、グラミー賞、トニー賞と数々の受賞歴を持つ実力派エリボ(ミュージカル「カラーパープル」)と、グラミー賞の常連で世界を魅了し続けるアーティスト、グランデ。魔法と幻想の国・オズにあるシズ大学の学生として出会ったエルファバ(エリボ)とグリンダ(グランデ)は、寄宿舎で偶然ルームメイトになる。見た目も性格も全く異なるふたりは、最初こそ衝突し合うが、次第に友情を深めていく。「クレイジー・リッチ!」「イン・ザ・ハイツ」のジョン・M・チュウが監督を務めた。
特別映像「Passion Project」では、数々のミュージカル映画を手がけ、成功をおさめてきたチュウが、監督したい作品を聞かれるたびに「迷わず『ウィキッド』と答えていた」と振り返る。周囲からの偏見や不当な先入観に苦悩し、まだ自分の本当の力を見出していない、後の“悪い魔女”エルファバ役を務めたエリボは、孤独を抱えることの多い役どころに、「人と違う存在でいる気持ちが私には痛いほど分かるの」と、強く共感を示す。また、エルファバと対照的に社交的な性格で、学校の人気者だが、まだ自分の本当の心を見出していない、後の“善い魔女”グリンダ役のグランデは、10歳の頃に舞台を見に行き「登場人物との絆を感じた」と語り、どちらの魔女を演じたいかと聞かれた際には、「グリンダ」と即答している。
映像には、確固たるスキルと人気を兼ね備えたカリスマ性溢れるふたりが、長年夢に見ていた役が決まった瞬間、積み重ねてきた思いが溢れたかのように、感極まる姿も。チュウ監督はエリボのオーディションでの演技に、「繊細な演技だった。頭に焼きつくほど印象的だった」と、衝撃を受けたと述懐。グランデには、「僕の知っているアリアナとはまるで別人だった」と、新たな一面を見たことを明かす。最後に「これまでにない体験を観客に届けたい。僕と同じ気持ちを劇場で味わって欲しい。笑ったり歌ったりして感じられる。自分は変われたって」と、本作が鑑賞者にとって特別な体験になると自信を見せている。
エリボとグランデのほか、シズ大学の威厳ある学長マダム・モリブル役を「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」で第95回アカデミー主演女優賞に輝いたミシェル・ヨー、伝説のオズの魔法使い役を「ジュラシック・パーク」シリーズのジェフ・ゴールドブラムが担う。そのほか、ジョナサン・ベイリー(ドラマ「ブリジャートン家」)、トニー賞ノミネート歴を誇るイーサン・スレイターらも参加している。
「ウィキッド ふたりの魔女」は、2025年春に全国公開。
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