ゾーイ・サルダナ、スピルバーグ監督との仕事で大作映画への見方が劇的に変化
2024年10月17日 17:00

ハリウッドを代表する人気女優ゾーイ・サルダナが、自身のキャリアにおける転機を明かした。「アバター」や「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズで世界的な名声を得た彼女だが、キャリア初期には大作映画への不安を抱えていたという。
最新作「Emilia Perez」のプロモーションでロンドン映画祭に登場したサルダナは、巨匠スティーブン・スピルバーグ監督との仕事が、ハリウッド大作に対する彼女の見方を根本から覆したと語った。
「スピルバーグ監督との仕事を通じて、大規模な制作でも素晴らしい経験になりうると気づいたんです」とサルダナは振り返る。この洞察の背景には、彼女の大作デビュー作「パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち」での苦渋に満ちた経験があった。
サルダナは「パイレーツ・オブ・カリビアン」の撮影を「転覆しそうだった」と表現。「クルーやキャストは大半が素晴らしいのですが、スタジオ、プロデューサー、監督が思いやりと配慮を持って全体をリードしなければ、大作映画は悪夢になりかねないんです」と率直に語った。
しかし、その8カ月後に参加したスピルバーグ監督の「ターミナル」(2004)の現場で、サルダナの考えは一変する。「安心感に包まれ、とても心地よい雰囲気でした」と彼女は回想する。スピルバーグが撮影の合間に音楽を流し、現場の空気を和ませていたエピソードも明かした。
「監督は、みんなが同じ波長で同期できるよう心を砕いてくれたんです」
現在、サルダナの最新作「Emilia Perez」が注目を集めている。アドリアナ・パズ、カーラ・ソフィア・ガスコン、セレーナ・ゴメスと共演するコメディミュージカルとなっており、すでにカンヌ国際映画祭で4人の女優が共同で女優賞を受賞するという快挙を成し遂げている。作品は11月13日にNetflixで世界同時配信される予定で、サルダナの新たな一面を見せるものとして期待が高まっている。

PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース



【第77回カンヌ国際映画祭】スタジオジブリに栄誉パルムドール授与、宮崎吾朗監督が登壇 監督週間部門の「化け猫あんずちゃん」、地元の子供たちの歓声に沸く
2024年5月22日 16:00



映画.com注目特集をチェック

入国審査
【これめっちゃ面白かった】この2人、空港の入国審査で何時間も尋問される…一体なぜ? 衝撃の結末へ
提供:松竹

またピクサーが大傑作つくったんですか…
【大人がボロボロ泣く感動超大作】両親を失った主人公の再生。そのままの君が好きだよ。
提供:ディズニー

映画界を変える“究極の推し活”がある。
【革命的すぎてヤバい】大好きな俳優と映画を、まさかの方法でとことん応援できる!!
提供:フィリップ証券

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【超絶パワーアップ】マジ最高だった!! 究極のスリル、圧倒的な感動、限界突破の興奮!!!
提供:東宝東和

何だこのむちゃくちゃ“刺さる”映画は!?
【尋常でなく期待してる】“命より大事な誰か”のためなら、自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー