福山雅治×有村架純、東野圭吾原作「ブラック・ショーマン」映画化で初タッグ!
2024年10月10日 05:00

俳優でアーティストの福山雅治が、東野圭吾氏の小説を映画化する「ブラック・ショーマン」に主演し、有村架純と初共演を果たすことがわかった。福山は金にシビアで、息を吐くように嘘をつく超一流マジシャン・神尾武史を演じ、有村は神尾の姪(めい)で、殺害された実父の事件解決に向けて奔走する神尾真世に扮する。
東野氏の「ガリレオ」シリーズで天才物理学者・湯川学になりきり、「容疑者Xの献身」「真夏の方程式」「沈黙のパレード」と3本の映画を大ヒットに導いた福山が、今度は「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」(光文社文庫刊)の映画化で新時代のダークヒーローに息吹を注ぐ。原作の国内累計発行部数は、シリーズ累計で78万部を突破。ラスベガスで名を馳せるほどの卓越したマジックと巧みな人間観察能力を持ちながら、金にシビアで息を吐くように嘘をつくという超個性的な主人公をどう演じるのか、目を離すことができない。
今作製作陣が原作サイドへ映像化を打診し、「ガリレオ」シリーズ製作の流れから主人公・武史の配役に福山の名前を挙げると、東野氏は「それは当然でしょう」と快諾。一方の福山も、「またいつかお仕事をご一緒できたらいいですね」と語ってきただけに快諾。実は、東野氏が今作を執筆したきっかけも、福山の「ダークヒーローを演じてみたい」という言葉にあったという。

福山は、「東野先生が描かれたブラック・ショーマンの世界、そして原作ファンの皆様のご期待に沿いながら、さらに上回っていくような映像作品にすべく尽力いたします」と並々ならぬ意欲を燃やす。初共演となる有村も、「あの時ちゃんと向き合う勇気を持っていれば回避できたことも、自分の中の恐れが邪魔をしてボタンを掛け違えてしまう。自分自身を振り返りながら真世と一緒に過ごしていきたいと思います」と、10月下旬に予定しているクランクインに向けて準備に余念がない。
原作の東野氏は、「福山さんの悪党ぶりが今から楽しみです。そんな主人公に振り回される有村架純さんの演技にも期待大です。名コンビ誕生を心よりお祝いいたします」と、ふたりに全幅の信頼を寄せている。
メガホンをとるのは、「コンフィデンスマンJP」シリーズや、「イチケイのカラス」シリーズなどを手がけてきた田中亮監督。 映画は、2025年に全国で公開。
元中学校教師である神尾英一が何者かに殺された。2カ月後に結婚を控えていた神尾真世(有村架純)だったが、父・英一の突然の訃報を受け、実家のある町に戻る。その町はコロナウイルスの蔓延以降、観光客も遠のき、活気を失ってしまっていた。そんな折に起こった殺人事件……。
東野先生が描かれたブラック・ショーマンの世界、そして原作ファンの皆様のご期待に沿いながら、さらに上回っていくような映像作品にすべく尽力いたします。
僕が演じる神尾武史は元マジシャン。
手品には口という文字が三つ内包されています。
彼は虚実綯い交ぜの言葉と行動で非日常の空間を作り上げます。
「つまらない真実よりも面白い嘘のほうがいい」そんな風に描いていければと思っています。
東野先生から託された新時代のダークヒーロー神尾武史へと準備を重ねます。
有村さんとは初共演ですが、以前、報知映画賞授賞式の舞台袖でお話しさせていただきました。
常に心を込めて向き合う誠実さと、作品に殉ずる覚悟を感じています。
どんなセッションになるのかとても楽しみです。
そんなつもりじゃなかった、という些細なことから大きなことまで、生きているとあると思います。あの時ちゃんと向き合う勇気を持っていれば回避できたことも、自分の中の恐れが邪魔をしてボタンを掛け違えてしまう。自分自身を振り返りながら真世と一緒に過ごしていきたいと思います。福山さんとは授賞式で初めてお会いした際に、作品を一緒に作れたら良いですね、なんてお話ししたことを覚えています。素敵なバディを組めるよう皆さんと共に最後まで頑張ります。
新作を書くにあたり、どんな主人公にしようかと考えていた頃、福山雅治さんから、「ダークヒーローを演じてみたいんです」と聞きました。なるほど福山さんの悪党なら是非見てみたいと思ったのが、『ブラック・ショーマン』執筆のきっかけです。主人公は人格者でも正義漢でもなく、人を騙す快感だけを求めて行動します。兄殺しの謎を追うにしても、まともな手段は取りません。福山さんの悪党ぶりが今から楽しみです。そんな主人公に振り回される有村架純さんの演技にも期待大です。名コンビ誕生を心よりお祝いいたします。
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