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美しい者だけが権力を握る近未来、「美しいものは悪だ」のテロ集団の殺し合い描くSF怪作 「アクション・ミュタンテ」4K版8月23日公開

2024年7月1日 17:00

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<アクション・ミュタンテ>のボス、ラモンが巨大化
<アクション・ミュタンテ>のボス、ラモンが巨大化
(C) EL DESEO, S.A. – CIBY 2000 - 1992

異端の者たちの闘いと血と愛を描き続ける鬼才アレックス・デ・ラ・イグレシアの1992年製作のデビュー作で、ペドロ・アルモドバルがプロデューサーを務めた「アクション・ミュタンテ」が4K版でよみがえり、「アクション・ミュタンテ 4K」として8月23日から公開される。 このほどメインビジュアル、場面写真が披露された。

のちの「ビースト獣の日」(95)でスペイン版アカデミー賞といわれるゴヤ賞を受賞、「気狂いピエロの決闘」(2010)はクエンティン・タランティーノが絶賛、第67回ベネツィア国際映画祭で銀獅子賞を受賞したイグレシア監督によるSF超怪作。

物語の舞台は美しさが優先され、人々が美容に励む近未来。醜悪な容貌や障害ゆえに迫害を受け虐待を受けてきた7人からなるテロリスト集団<アクション・ミュタンテ>は社会に復讐を誓い、誘拐や殺人を繰り返していた。ある日、監獄から出所したボスのラモンを迎えてパン製造業の大富豪オルホの娘、パトリシアの誘拐を企てる。パトリシアの結婚パーティーに潜入したミュタンテたちは客を皆殺しにして彼女を宇宙船へ拉致、身代金の引き換え場所である惑星に向かうのだが…。

あらゆるジャンルとブラックユーモアと血をミキサーにかけ、惑星もろともぶっ飛ばし、高カロリー、ハイテンション、疾風怒濤の勢いで奈落のそこまで突き進む。「時計じかけのオレンジ」もびっくりのバイオレンス描写や、キッチュでビビッドな衣装、宇宙船の内部、広大な砂の惑星…まさに<宇宙芸術>とも呼ぶべき強烈な世界観が、鮮やかな4K版で甦る。この度、メインビジュアルは、<アクション・ミュタンテ>のボス、ラモンが巨大化したもの。宇宙空間にひとり出現したラモンの勇姿は、異常なエネルギーに満ち満ちている。

8月23日から、新宿シネマカリテほか 全国順次公開。

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