「ゴジラ-1.0」山崎貴監督がマツコと初対面! 「マツコの知らない世界」で最新VFX技術を語る
2024年5月21日 22:00

第96回アカデミー賞視覚効果賞を受賞した「ゴジラ-1.0」の山崎貴監督が、5月28日放送のトークバラエティ番組「マツコの知らない世界」(TBS・毎週火曜午後8時55分~)にゲスト出演することがわかった。番組では、「ゴジラ-1.0」の撮影の裏側や、最新のVFX技術を紹介する。
ハリウッド超大作の20分の1以下の予算で作られたという「ゴジラ-1.0」。戦闘機は人間が手動で動かし、波しぶきは頭上のクレーンからバケツで水をかけるなど、最新のCG技術に加えて、撮影現場ではアナログな技法も多数使われた。山崎監督は、古典的な撮影技法とデジタル技術が組み合わさることで、温かみのある映像になるのが現代VFXの魅力の一つだという。「ゴジラ-1.0」の撮影時の映像と完成した映像を比較して見たマツコ・デラックスも、「その方が映画として合っているし、心が動くんだと思う」と納得する。

VFXで非常に難しいと言われるのが、「水」の表現。番組では、「ゴジラ-1.0」の海中シーンや波など、水にまつわる映像を担当した若手クリエイターの野島達司を山崎監督が紹介する。山崎監督が「天才少年」と評する野島の作品に、マツコも「これが偽物!?」と驚愕の表情を浮かべた。

山崎監督はVFXの歴史についても解説。1902年に奇術師のジョルジュ・メリエスが作った「月世界旅行」が世界初のVFX映画と言われ、「2001年宇宙の旅」(68)や「スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望」(77)など、特にSF映画が新しい技法を生み出し、VFX技術は進化し続けてきた。山崎監督は、今では時代劇から現代劇までほとんどの映画で観客が気づかないうちにVFXが使用されていると話す。観客が気づかない「インビジブル」なVFXが素晴らしい映画の数々を紹介する。
収録を終えた山崎監督は、「今回はVFXの話をしにきたのに、結果的にマツコさんのすごさを世間に知らしめる結果になりました。ちょっと説明するだけで『こういうことでしょ?』とマツコさんから言ってくることが全部当たっていて、本当に頭がいいなぁと。でも、とても楽しかったです」とコメントを寄せた。
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