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小野賢章、キャラ設定に衝撃「こ、こ、こ、こ、高校1年生だぞ」 「好きでも嫌いなあまのじゃく」完成披露試写会

2024年5月14日 19:04

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舞台挨拶に立った小野賢章と富田美憂、柴山智隆監督
舞台挨拶に立った小野賢章と富田美憂、柴山智隆監督

ペンギン・ハイウェイ」「雨を告げる漂流団地」のスタジオコロリドが手がけるオリジナル長編アニメ「好きでも嫌いなあまのじゃく」の完成披露試写会が5月14日、都内で行われ、声優を務める小野賢章富田美憂柴山智隆監督が出席した。

頼まれごとを断れない性格の高校生1年生・八ッ瀬柊(小野)と、人間の世界に母親を捜しに来たという鬼の少女ツムギ(富田)の交流を描いた青春ファンタジー。脚本にはテレビアニメ「ちはやふる」「薬屋のひとりごと」などで知られる柿原優子が参加している。

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小野は同スタジオ製作の「泣きたい私は猫をかぶる」でも柴山監督とタッグを組んでおり、「またオファーをいただき、うれしかった」と喜ぶ。キャラクター設定については「台本をいただき、こ、こ、こ、こ、高校1年生だぞって衝撃を受けました。声はできるだけ頑張るとして、気持ちの部分でも若くできるかがポイントだった」と語り、「心情が丁寧に描かれているので、あまり作り込まず、流れに身を任せた」とアフレコを振り返った。

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一方、富田は「若い頃の反抗期だったり、ちょっと苦い思い出、キラキラした気持ちを思い出しながら演じた」と役作りを説明し、「劇場作品は、普段ならスタジオに缶詰になってアフレコをするが、今回は週1回、4~5時間のアフレコを3~4週間かけたので、キャラクターと向き合う時間があった」と話していた。

柴山監督は、小野と富田の起用について「以前ご一緒していて、信頼しておりました。真面目で誠実な人柄、奥底に秘めた思いを感じさせる、深みある声が柊にピッタリ」「鬼であるツムギは、特別な存在であってほしいので、特別な声であってほしかった」とそれぞれ理由を説明。さらに「最初から小野さんは柊、富田はツムギだったので、特にリクエストはなかった」と感心しきりだった。

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映画はさまざまな出会いを描くロードムービー仕立てになっており、小野は「家族や人とのつながりを感じられる。見終わった後、誰かに会いたくなるような作品」と魅力を熱弁。富田は「映像、音楽、お芝居。すべてに作品への愛を感じられる。ぜひ大切な人と一緒に見ていただければ」とアピールしていた。

好きでも嫌いなあまのじゃく」は、5月24日からNetflixで世界独占配信、および国内で劇場公開される。主題歌と挿入歌を、音楽バンド「ずっと真夜中でいいのに。」が担当。浅沼晋太郎山根綺塩田朋子斎藤志郎田中美央ゆきのさつき佐々木省三日高のり子三上哲京田尚子らが声優を務めている。

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