ソン・ガンホの初主演ドラマ「サムシクおじさん」 豪華キャスト集結の日本語版ポスター&予告完成
2024年5月2日 12:00
主演作「パラサイト 半地下の家族」が、第92回アカデミー作品賞を受賞し、「ベイビー・ブローカー」で韓国人俳優として初めて、第75回カンヌ国際映画祭の男優賞を受賞した名優ソン・ガンホが、30年を超えるキャリアのなかでドラマ初主演を務める「サムシクおじさん」の日本語版ポスタービジュアル、予告編(https://www.youtube.com/watch?v=v2gNtvxrwxI)が披露された。
ソン・ガンホが演じるのは、1960年代の激動の韓国を舞台に、謎の政治フィクサーであり、“サムシクおじさん”の愛称で呼ばれる男パク・ドゥチル。戦後の苦境にあえぐ韓国の運命を好転させようと奔走する、野心溢れる理想主義的な青年キム・サン(ピョン・ヨハン)とともに、「韓国を誰もが1日3食を食べられる豊かな国に変える」という野望を抱きながら、欲望渦巻くなかで奮闘していく。サムシクおじさんとは、家族を飢えさせないために、戦争中も毎日3食(サムシク)を与えたことに由来する。
日本語版ポスターでは、中央にサムシクが、パートナーシップを組むキム・サンに寄り添っている姿を活写。しかし「激動の時代、誰もが異なる夢を抱いていた」というキャッチフレーズが示す通り、正面を向いて笑顔を浮かべるサムシク以外は、キム・サンも含めて、登場人物たちが全員違う方向を向いており、彼らの未来がすれ違っていくことを示唆している。
また予告編では、「春夏秋冬、花は咲き、そして散る」と、全てを見透かしているような意味深な言葉を投げかけるサムシクと、キム・サンの静かな対話から始まる。周囲から「サムシク」「サムシクおじさん」「おじさんのおかげです」と、絶大な信頼を得ているサムシク。一方、「お前なら、韓国を変えられる」と背中を押され、韓国の産業国家化のために「誰もが飢えることなく、三食食べられる国! それが韓国の進むべき道です!」と熱くスピーチするキム・サン。同じ夢に向かう両者のストーリーが交錯していく様子が映し出されると同時に、「サムシクは怪しい」「何を企んでいるのです?」「望みは?」など、物語が進むにつれて明らかになるであろう疑惑も気になる映像となった。
ソン・ガンホ、ピョン・ヨハンに加え、サムシクを利用する次期指導者候補カン・ソンミン役のイ・ギュヒョン(「刑務所のルールブック」)、キム・サンとともにアメリカで経済学を学ぶが、帰国後は軍人になる道を選んだチョン・ハンミン役のソ・ヒョヌ(「悪の花」)が共演。さらに、日本で爆発的人気を誇るガールズグループ「少女時代」のメンバーとして活躍するティファニーことファン・ステファニー・ヤンが、財団のエリートで、キム・サンに近付く謎の女性レイチェル・ジョン役で出演している。
「サムシクおじさん」は、ディズニープラスの「スター」で、5月15日から独占配信(全16話/初週5話一挙配信。以降毎週水曜に2話ずつ、最終週は3話配信)。
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