「ゴジラ-1.0」や「パスト・ライブス」のような映画をもっと! 米映画館トップが大作依存のハリウッドに懇願
2024年4月11日 11:00

米ラスベガスで全米劇場所有者協会(NATO)主催の恒例のコンベンション「シネマコン」が4月8日に開幕した。同コンベンションの注目は、セレブたちが登壇する各映画スタジオによるラインナップ発表会が行われるオープニングイベント。そこにNATOのマイケル・オリアリー代表が登壇し、近年、超大作映画に比重を置くメジャースタジオに多様な作品を提供することを求めた。
「私はマーベルや『ミッション: インポッシブル』、『ワイルド・スピード』といったシリーズを、他の劇場関係者と同様に愛しています。しかしながら、これらの超大作だけに焦点を当てるのではなく、多様な映画ファンを引きつけるためにはさまざまな映画を提供することが映画興行の存続にとって不可欠です」
オリアリー代表は「ゴジラ-1.0」や「パスト・ライブス 再会」のような小・中規模予算作品の成功を引き合いに出し、映画業界で多様性を促進することの重要性を説いた。
さらに、映画館の現状とそれが将来に与える影響についても言及。2023年は「バービー」や「オッペンハイマー」「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」といった大ヒット映画が生まれたにもかかわらず、興収はコロナ前の水準に戻っていない。さらに、昨年のダブルストライキの影響で劇場は作品不足に直面している。映画界がもっとコンテンツを生み出すことができるように、オリアリー代表は金融界に投資を呼びかけている。
シネマコンは4月11日まで実施される。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ナイトフラワー
【衝撃の感動作】昼、母親。夜、ドラッグの売人――大切な人のためならどこまでも頑張れる。
提供:松竹
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー