【第47回日本アカデミー賞】「ゴジラ-1.0」安藤サクラが最優秀助演女優賞を受賞 昨年「ある男」に続き2年連続
2024年3月8日 21:53
安藤は昨年「ある男」で最優秀助演女優賞を受賞しており、今年は同賞のプレゼンターを担当。自身の名前が記された封筒の中身を見た瞬間、安藤は戸惑いの表情を見せつつ「ありがとうございます」と感謝の言葉をこぼし、会場も安藤の受賞を察するというレアな瞬間が生まれた。
安藤は今作で、第2次世界大戦で子どもを失った女性・太田澄子を演じた。主人公・敷島浩一(神木隆之介)の隣人で、戦地から帰還した敷島に対し、「お前たちのせいで負けた」ときつい言葉を浴びせてしまうが、その憎まれ口の裏にある絶望、やるせなさを深みのある演技で表現した。敷島の家に転がり込んだ大石典子(浜辺美波)と戦災孤児の明子を気にかけ、世話を焼くうちに、本来の優しさを取り戻す姿も印象的に見せた。
改めて、受賞の挨拶に立った安藤は「すごいですね、ゴジラ!」と、破竹の勢いで受賞を重ねる同作に感嘆の声。「私はゴジラの勢いに乗せていただいた感じですが、私はゴジラ(の姿)を見てもいませんし、ゴジラが来るとか、そういう恐怖も感じておりません」と照れ笑いも。「ただ、皆さまが作り上げたすごいゴジラと、皆さまのお芝居で作り出された世界観があって、(そのおかげで)近所のおばちゃんは、こんな賞をいただくことができました」と喜びの声をあげた。
そして、天を見上げ「阿部さん、まさかの受賞させていただけたよと伝えたいです」と、昨年12月に亡くなった映画プロデューサーの阿部秀司さんにも、受賞を報告した。
なお、優秀助演女優賞は、上戸彩(「シャイロックの子供たち」)、永野芽郁(「こんにちは、母さん」)、浜辺美波(「シン・仮面ライダー」)、松坂慶子(「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」)が受賞した。
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