水上恒司、夏帆が山下智久と初共演! 「ブルーモーメント」で有能なレスキュー隊員&脳外科医に
2024年2月20日 04:00
原作は、「COMIC BRIDGE」(KADOKAWA)で連載中の小沢かな氏の同名コミック(コミックス第3巻は4月発売予定)。タイトルの「ブルーモーメント」とは、日の出前と日の入り後のほんのわずかな間だけ街全体が濃い青色に染まる時間を指し、「ブルーモーメントを見られること」は「いつもとなんら変わらない朝を無事に迎えられること」を意味する。甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で命がけで救助に立ち向かうSDM本部(特別災害対策本部)メンバーの奮闘を描く。
主演の山下がSDM本部のチームで気象研究官を務める晴原柑九朗役を演じ、出口夏希が気象庁気象研究所の研究助手・雲田彩役でゴールデン・プライム帯連続ドラマのヒロインに初挑戦する。
水上が演じるのは、東京消防庁・消防救助機動部隊に所属する優秀なレスキュー隊員で、晴原の亡き婚約者のいとこ・園部優吾役。父親の実家は衆議院議員を代々輩出する名家で何不自由なく育ってきたが、中学生の頃、山岳部で奥多摩に登山した際に遭難。レスキュー隊員の佐竹尚人に救われたことでレスキュー隊員に憧れを抱き志願した。
優吾はSDM消防班統括責任者に選ばれた佐竹とともにSDMチームに参加するが、過激な進め方をする晴原とたびたび対立。一人っ子の優吾にとって晴原の婚約者は姉のような存在で、彼女と婚約した晴原に強い対抗心を抱いている。
「中学聖日記」(TBS系/18)でドラマデビューを果たした水上は、20年に公開された「弥生、三月 君を愛した30年」「望み」「ドクター・デスの遺産 BLACK FILE」で第44回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。NHK連続テレビ小説「ブギウギ」では、趣里演じる主人公の運命の相手役を好演して注目を集めた。公開中の映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」では、第47回日本アカデミー賞優秀主演男優賞に選出されている。
レスキュー隊員に初挑戦する水上は、「2024年の元日から大変なことが起きた日本において、この作品を世に出していく意義を考えながら撮影していこうと思います」と作品への思いを語り、「見てくださる方々が“明日も頑張ろう”“こんな人たちが本当にいてくれたらいいな”と思ってもらえるように、そして、本当にSDM本部のような部隊を作ってもいいのかなと思わせられるような作品にしていけるように頑張ります」と意気込みを述べた。
夏帆が演じる汐見早霧はドラマのオリジナルキャラクターで、病院内で起きたある出来事をきっかけにメスを握れなくなってしまった天才脳外科医。神の腕を失った結果、総合診療科への異動を命じられるが、高難度の手術で命を救うことが自分の存在価値だと思っていた早霧は現実を受け止めきれずにいた。SDMに派遣された早霧は災害医療にモチベーションが湧かないが、天候を読んで人々を救おうと奮闘する晴原たちの様子を目の当たりにする。
ドラマ「彼女が死んじゃった。」(日本テレビ系/04)で女優デビューした夏帆は、第68回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品された「海街diary」で第39回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。ドラマ「silent」(フジテレビ系/22)や「ブラッシュアップライフ」(日本テレビ系/23)など話題作への出演が続いている。
初の医師役に挑む夏帆は、「医療用語が並ぶセリフや所作など、初めて経験することがたくさんあります。台本を読んでいてもまだ自分が演じている姿が想像できませんが、未知の世界に飛び込めることに、とてもワクワクしています」とコメント。初共演する山下について「昔からドラマや映画などで拝見していたので、共演させていただけることがとてもうれしいです。座長の山下さんに精一杯ついていきたいと思います」と信頼を寄せた。
「ブルーモーメント」は4月から毎週水曜10時からフジテレビで放送。水上、夏帆、プロデューサーの高田雄貴氏のコメント全文は以下の通り。
天気についての知識があったらよさそうだな、勉強したいな、と思っていた時にオファーをいただきました。台本を読んでいるだけでも学びのある部分がたくさんあります。緊張感を持ちつつ、一生懸命頑張りたいと思っています。
せりふの中に“自分自身が生きて帰ることが何よりも大事なこと”と出てくるのですが、初めてレスキュー隊員を演じさせてもらうので、本当にそれが1番大事なのか、レスキュー隊員は誰のためにやる仕事なのか、どんな人たちとどんなことをするのか…監修の方たちとお話しながら見つけていきたいと思っています。最終的に、こんな人がいてくれたらいいなと思ってもらえるような園部優吾を作っていきたいです。
山下さんがどんな晴原を作って来られるのだろうと、とても楽しみです。1・2話で優吾が晴原に対してぶつける言葉が、作品にとっても晴原にとっても非常に大事なせりふになっていくので、最初から勝負をかけて頑張りたいと思っています。
2024年の元日から大変なことが起きた日本において、この作品を世に出していく意義を考えながら撮影していこうと思います。
エンターテインメントというものが直接何かを救えるようなものではないということは分かりつつも、その力を信じて、見てくださる方々が“明日も頑張ろう”“こんな人たちが本当にいてくれたらいいな”と思ってもらえるように、そして、本当にSDM本部のような部隊を作ってもいいのかなと思わせられるような作品にしていけるように頑張ります。
初の医師役ということもあり、医療用語が並ぶセリフや所作など、初めて経験することがたくさんあります。台本を読んでいてもまだ自分が演じている姿が想像できませんが、未知の世界に飛び込めることに、とてもワクワクしています。
(早霧は)どこかミステリアスでクールなキャラクターですが、そのなかにある人間らしさを大切に演じていきたいと思っています。
自分の使命は医療と関わっていく中で人を助けることだと思っているけど、あることをきっかけにメスを握れなくなった彼女が、どんなふうに成長していくのか…私も楽しみですし、見てくださる方も楽しみにしていただけたらうれしいです。
今回、初めてご一緒させていただきます。昔からドラマや映画などで拝見していたので、共演させていただけることがとてもうれしいです。座長の山下さんに精一杯ついていきたいと思います。
ドラマの登場人物たちと同じように、これから3カ月間、私自身も大きなものに立ち向かっていくような心境です。みなさんに楽しんでいただける作品をお届けできるように、最後まで誠心誠意演じていきたいと思います。
晴原ら気象班が天気を読み、そのバトンを受け取って最前線で人々を救うのがレスキュー班・園部優吾と医療班・汐見早霧です。
若くしてSDMに抜てきされた超優秀なレスキュー隊員・園部優吾を演じて頂くのは、“瞳に炎が宿る俳優”水上恒司さん。クールな晴原とぶつかる熱い男・優吾は水上さんをおいて他にいらっしゃいません。その熱さにたがわない徹底した役作りで、クランクインの時にはもともとたくましかった体がさらにたくましくなられ、レスキュー服がぴったりでした! どハマり役と言っても過言ではない水上さん演じる園部優吾にご期待ください。
そして、翼を折られた天才医師・汐見早霧を演じて頂くのは、卓越したお芝居と凛とした美しさを兼ね備える夏帆さん。姉御肌でありながら、ふとした瞬間にはかなさも見せる医師・早霧も最初から夏帆さんがイメージでした! 意外にも医者役は初めてでいらっしゃいます。多種多様な顔を見せてくださる夏帆さんですが、今回は特に“かっこいい夏帆さん”を是非お楽しみに!
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