ラームがやって来る、新しい顔で! ラーム・チャラン主演アクション「ザ・フェイス」2月23日から日本公開
2024年2月6日 18:00

「RRR」や「ランガスタラム」によって日本に多数のファンを獲得したラーム・チャランの大ヒット作「ザ・フェイス」が、2月23日から日本公開されることが決定。あわせて、予告編とポスタービジュアル、場面写真が一挙に披露された。
本作は、2007年に俳優としてデビューしたチャランの主演第7作目(2014年)。ブロックバスターとなった「マガディーラ 勇者転生」によってその存在感を示した後に、さまざまな試行錯誤を経たチャランが到達した娯楽性の強いアクション映画路線の成功作のひとつとなっている。

整形手術によって顔面を全く別人のものと変えた主人公が復讐のために闘うという奇想天外なストーリーは、ニコラス・ケイジとジョン・トラボルタが共演した「フェイス/オフ」からインスピレーションを受けているが、その味付けはインド、それもテルグ語映画特有の“こってりとしたもの”で見ごたえ充分。過激なバイオレンス・アクション、脱力のお笑い、セクシーなダンスなどが幾層にも重なっていく。


特筆すべきは、劇中歌で踊るチャランの華麗なステップ、そして実生活ではチャランの従兄に当たり、「プシュパ 覚醒」により知名度急上昇中のアッル・アルジュンのカメオ出演。その他にも「バードシャー テルグの皇帝」のカージャル・アガルワール、「ロボット2.0」のエイミー・ジャクソンなど、豪華キャストが脇を固めている。
「ザ・フェイス」の監督は、「後継者」のバムシー・パイディパッリ。2月23日からシネ・リーブル池袋、池袋HUMAXシネマズほか順次公開。

舞台はアーンドラ・プラデーシュ州のヴァイザーグ。サティヤとディープティは相思相愛の恋人同士で結婚を考えていた。しかし、地元のギャングのドンであるヴィール・バーイはディープティに懸想し、彼女をつけまわす。サティヤはディープティを守るために戦おうとするが、彼女の懇願によって共に州都ハイダラーバードに逃れることを決める。しかし二人の乗ったバスをヴィール・バーイと手下たちが襲い、バスは炎上し、ディープティは焼死する。

ハイダラーバードのアポロ病院の外科医シャイラジャは、顔面に大火傷を負いながら一命を取りとめたサティヤに大掛かりな整形手術を施す。全く別の顔に生まれ変わった彼はラームと名乗り、ヴィール・バーイへの復讐のためにヴァイザーグに戻る。シュルティという女性の協力を得て仇たちを次々に倒していくラームだったが、やがて正体の知れない襲撃者につけ狙われることになる。彼はハイダラーバードのマフィアの親分ダルマの手下だった。実はこのダルマが追っていたのは、大学生のチャランだった。チャランは無体な立ち退きを迫られているスラムの人々に救いの手を差し伸べる過程で、ダルマと対立するようになった人物。ラームとチャランの間には何があるのか。
フォトギャラリー
関連ニュース
「バーフバリ エピック4K」12月12日から2週間限定公開 ラージャマウリ監督が2部作再編集&一部シーン追加で“1つの作品”に
2025年10月22日 14:00
映画.com注目特集をチェック
プレデター バッドランド
【うおお…むちゃくちゃ面白そう!!】ストーリーがエグい…!私が次に観る映画は絶対にコレ――!
提供:ディズニー
火の華
【あまりにも凄すぎた】“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作――フィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 魂の演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“人生の物語”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ
好きで好きで、狂いそうになる一作に出合いました
感情移入が止まらない。闇社会でもがく3人の青春と絆が、愛おしくて、たまらなくなる。
提供:THE SEVEN、ショウゲート