第74回ベルリン国際映画祭コンペティション部門にオリビエ・アサイヤス、ホン・サンスら 日本作品はなし
2024年1月23日 14:00

2月15日から25日に開催される第74回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門の出品作が1月22日(現地時間)に発表された。
最高賞、金熊賞を競うコンペティション部門で今回日本作品の選出はなかったが、アブデラマン・シサコ、マティ・ディオップ、ブリュノ・デュモン、オリビエ・アサイヤス、ホン・サンスら日本でも人気の高い名匠の名が並ぶ。
コンペティション部門の審査委員長は、「ブラックパンサー」「それでも夜は明ける」のルピタ・ニョンゴ。マーティン・スコセッシ監督に金熊名誉賞が贈られる。話題の映画を取り上げるベルリナーレ・スペシャル部門では、石井岳龍監督が安部公房の小説を永瀬正敏主演で実写化した「箱男」が、新しい視点を含む大胆で革新的な作品を集めたフォーラム部門では、三宅唱監督「夜明けのすべて」、想田和弘監督の「五香宮の猫」が上映される。
「Architecton(原題)」(ビクトル・コサコフスキー監督)
「Black Tea(原題)」(アブデラマン・シサコ監督)
「La Cocina(原題)」(アロンソ・ルイスパラシオス監督)
「Dahomey(原題)」(マティ・ディオップ監督)
「A Different Man(原題)」(アーロン・シンバーグ監督)
「The Empire(英題)」(ブリュノ・デュモン監督)
「Gloria!(原題)」(マルゲリータ・ビカリオ監督)
「Suspended Time(英題)」(オリビエ・アサイヤス監督)
「From Hilde, with Love(英題)」(アンドレアス・ドレーゼン監督)
「My Favourite Cake(英題)」(マリヤム・モガッダム監督、ベタシュ・サナイハ監督)
「Langue Étrangère(原題)」(クレール・ブルジェ監督)
「Who Do I Belong To(英題)」(メリアム・ジューバー監督)
「Pepe(原題)」(ネルソン・カルロ・デ・ロス・サントス・アリアス監督)
「Shambhala(原題)」(ミン・バハドゥル・バム監督)
「Small Things Like These」(ティム・ミーランツ監督)
「Dying(英題)」(マティアス・グラスナー監督)
「The Devil's Bath(英題)」(ベロニカ・フランツ監督、セベリン・フィアラ監督)
「Sons(英題)」(グスタフ・モーラー監督)
「A Traveler's Needs(英題)」(ホン・サンス監督)
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