注目作「哀れなるものたち」英アカデミー賞で11部門の候補に 日本での特設展示の開催も決定
2024年1月20日 15:00

第80回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で最高賞の金獅子賞に輝き、第81回ゴールデングローブ賞では作品賞と主演女優賞を受賞した注目作「哀れなるものたち」(エマ・ストーン主演、ヨルゴス・ランティモス監督作/1月26日に全国公開)。
このほど、第77回英国アカデミー賞において、11部門にノミネート(作品賞、英国作品賞、主演女優賞/エマ・ストーン、脚色賞、撮影賞、編集賞、衣裳デザイン賞、メイクアップ&ヘア賞、作曲賞、美術賞、視覚効果賞)。さらに同作の公開を記念し、東京・渋谷Parcoと西武渋谷店で特設展示を開催することも決定した。

「女王陛下のお気に入り」のヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンが再びタッグを組み、スコットランドの作家アラスター・グレイの同名ゴシック小説を映画化。プロデューサーも務めるストーンが純粋無垢で自由奔放な主人公ベラを熱演し、天才外科医ゴッドウィンをウィレム・デフォー、弁護士ダンカンをマーク・ラファロが演じる。「女王陛下のお気に入り」「クルエラ」のトニー・マクナマラが脚本を担当した。
不幸な若い女性ベラは自ら命を絶つが、風変わりな天才外科医ゴッドウィン・バクスターによって自らの胎児の脳を移植され、奇跡的に蘇生する。「世界を自分の目で見たい」という強い欲望にかられた彼女は、放蕩者の弁護士ダンカンに誘われて大陸横断の旅に出る。大人の体を持ちながら新生児の目線で世界を見つめるベラは時代の偏見から解放され、平等や自由を知り、驚くべき成長を遂げていく。


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