「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」公開3週目で再び1位に! 「カラーパープル」は4位【全米映画ランキング】
2024年1月6日 22:00

12月最終週の北米映画市場は好調に推移。週末3日間の興行収入ランキングのトップ10作品は、累計で興収1億ドルを突破し、12月で最高の数字となりました。「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」(ワーナー)は、公開3週目の週末で、「アクアマン 失われた王国」(ワーナー)に代わり、再び首位を獲得。週末3日間で興収2300万ドル、累計で興収1億3400万ドルをあげました。本作は2023年のワーナー・ブラザースにとって、「バービー」に次ぐヒット作品となっています。
2位の「アクアマン 失われた王国」は、週末3日間で興収1900万ドル、累計で興収7700万ドルを記録。23年に公開されたDCエクステンデッド・ユニバースの4作品のなかでは、「シャザム! 神々の怒り」「ブルー・ビートル」を上回り、「フラッシュ」に次ぎ2番目に良い成績をあげました。
巨匠スティーブン・スピルバーグが1985年に手がけた名作を、ミュージカル映画としてリメイクする「カラーパープル」は、4位にランクイン。新鋭ブリッツ・バザウレが、過酷な人生を歩む黒人姉妹の深い絆を壮大なスケールで描きました。ブロードウェイ版に続き、ファンテイジア・バリーノが、横暴な父に虐待され、10代で望まぬ結婚を強いられた女性セリー役で主演したほか、タラジ・P・ヘンソン(「ドリーム」)、ハリー・ベイリー(「リトル・マーメイド」)、シンガーソングライターのH.E.R.らが共演。製作費1億ドルに対し、週末3日間で興収1300万ドルをあげました。
ジョージ・クルーニーが監督を務めた「The Boys in the Boat(原題)」(MGM)は、6位に登場。ジョエル・エドガートンが、ナチス政権下のドイツで開催された1936年のオリンピックに出場する、ワシントン大学のボートチームのコーチを演じています。製作費4000万ドルに対し、週末3日間で興収800万ドルを記録しました。
8位は、第80回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品された、マイケル・マン監督作「Ferrari(原題)」(Neon Rated)。元レースドライバーのエンツォ・フェラーリと、妻のローラが10年前にゼロから築き上げた自動車メーカー、フェラーリ社が、倒産の危機に陥り、イタリアを横断するレース「ミッレミリア」に全てを賭けるさまを描きました。アダム・ドライバーがエンツォ、ペネロペ・クルスがローラを演じ、夫婦役で共演。週末3日間で興収400万ドルを記録しました。
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