リュック・ベッソンが描く規格外のダークヒーロー ベネチアで絶賛「DOGMAN ドッグマン」24年3月8日公開
2023年12月7日 11:00

リュック・ベッソン監督の最新作「DOGMAN(原題)」が、「DOGMAN ドッグマン」の邦題で、2024年3月8日から公開されることが決定。あわせて、ポスタービジュアルも披露された。
本作は、ベッソンの原点回帰ともいえる、ダークでエッジの利いたエンタテインメント作品。実際の事件に着想を得て、ベッソンが脚本・監督を担当。2023年のヨーロピアン・フィルム・マーケットで披露されると、その完成度の高さから世界中のバイヤーに大きな衝撃を与えた。第80回ベネチア国際映画祭コンペティション部門での上映では「リュック・ベッソン監督、完全復活!」「ベッソンの最高傑作!」と大絶賛の嵐を巻き起こしたバイオレンス・アクションとなっている。
ある夜、警察に止められた一台のトラック。運転席には負傷し、女装をした男。荷台には十数匹の犬。“ドッグマン”と呼ばれるその男は、半生を語り始めた。犬小屋で育てられ暴力が全てだった少年時代。トラウマを抱えながらも、犬たちに救われ成長していく中で恋をし、世間に馴染もうとするが、人に裏切られ、苦しめられ、深く傷ついていく。犬たちの愛に何度も助けられてきた男は、絶望的な人生を受け入れ、生きていくため、犬たちと共に犯罪に手を染めていくが、“死刑執行人”と呼ばれるギャングに目を付けられて――。映画史に刻まれる愛と暴力の切なくも壮絶な人生に圧倒されるだろう。
「アンチヴァイラル」で初主演を果たし、Indie Wire誌「2012年のベストパフォーマー」のひとりに選出されたケイレブ・ランドリー・ジョーンズが“ドッグマン”役。音楽はベッソンの長編映画デビュー作「最後の闘い」以降、ほとんどの作品を手掛けている盟友エリック・セラ。美術は「ジャンヌ・ダルク」以降、数多くの作品でタッグを組んでいるユーグ・ティサンディエが務めている。
ポスタービジュアルは、通称“ドッグマン”が慈愛に満ちた眼差しでこちらを見つめる表情が印象的。右目の上から頬にかけて傷と共に血がこびりつき、メイクは崩れている。激しい戦闘の香りがしてくるが、彼の目的とは? 一体何と敵対しているのか……続報に期待が高まる内容だ。
なお、ドッグマンの左に重ねる形でドーベルマンも登場。このドーベルマンをはじめ、本作には欠かせない存在の犬たちが登場することになっている。ドッグマンと彼らの関係性も気になるところ。ピンク色で目を引くタイトルの下には「規格外のダークヒーロー爆誕」というコピーが添えられている。
「DOGMAN ドッグマン」は、24年3月8日から新宿バルト9ほか全国公開。12月8日(金)からは、海外ポスタービジュアル版のムビチケカードが1600円(税込)で発売開始予定。
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