ジャンヌ・ダルク
劇場公開日:1999年12月11日
解説
「レオン」のリュック・ベッソン監督が、フランスの国民的英雄として知られる女性ジャンヌ・ダルクの生涯をミラ・ジョボビッチ主演で映画化。百年戦争下のフランス。小さな農村で暮らす信仰心のあつい少女ジャンヌは、イギリス軍に家族を殺され親戚のもとへ身を寄せる。やがて17歳になったジャンヌは、教会で神の声を受け、神の使者としてシャルル王太子に謁見することに。軍を率いて戦場へと向かったジャンヌは、イギリス軍を相手に劇的な勝利をおさめるが……。
1999年製作/157分/PG12/フランス
原題:Joan of Arc
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテイメント
スタッフ・キャスト
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2022年9月11日
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鑑賞方法:DVD/BD
リュックベッソン好みの配役でミラジョボビッチの魅力を引き立てている。
監督の演技指導だったのかミラジョボビッチ自身のこの映画に賭ける意気込みだったのか、彼女の鬼気迫る演技は圧巻。
なによりこの頃のミラジョボビッチの美しさは、それだけで観ているものの心を魅了してしまう。
余談ですが、リュックベッソンのジャンヌダルク像と宮崎駿の姫(特にナウシカ)像が酷似していると感じたのは私だけでは無いはず。
2022年5月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
占星術とかお告げとか言っている時代。600年前の話。僕はこの映画を見て、ジャンヌ・ダルク本当にはいたのだろうか?と思った。少なくとも事実を知る者はこの世にはいない。だから、美化された話であることは間違い無い。
この映画を見る限り、ジャンヌが戦った理由は一つしかない。スヴトラーナ アレクシェーヴィチさんの『戦争は女の顔をしていない』を読むと理解できる。合わせて『同志少女よ敵を撃て』を読めば、ダイレクトに理由が分かる。
どんな形になるかわからないが、ウクライナにジャンヌ・ダルクがあらわれてもらいたいと願っている。また、ジャンヌ・ダルクが亡くなって600年近く経つのに、未だに同じ様な事やっていると早く気づかなければいけないと思う。
リュックベッソン監督。一流の映画の映像美。もう一度見たくなる奥深さのある作品。歴史上に語り継がれるジャンヌダルクという存在を現在的技術と知見でリアルに描いた。自分が神に選ばれたと妄想に取り憑かれた少女が民衆の心を掴み奇跡としか言いようのないことを起こし戦争に勝っていく。最後は火あぶり。神などいない、すべては人間の妄想のなせるわざだということ。
2021年5月10日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
英仏戦争で劣勢にあったフランスに、突如現れた”オルレアンの聖女”ジャンヌ・ダルク(ミラ・ジョヴォヴィッチ)の生涯を描く。
戦闘シーンはわかりやすく、よくできている。
果たして神が降臨したのか?