「ゴジラ-1.0」ハリウッド上陸! 神木隆之介&山崎貴監督、拍手喝采に感極まる
2023年11月12日 06:00
日本で大ヒットを記録している「ゴジラ-1.0」の北米公開に先駆け11月10日(現地時間)、米ロサンゼルスのDGAシアターで北米プレミアが開催され、主演の神木隆之介とメガホンをとった山崎貴監督が駆けつけた。現地の観客からの熱烈なスタンディングオベーションに、ふたりは感極まるひと幕も見られた。
11月3日に日本で封切られた「ゴジラ-1.0」は、公開8日間で観客動員100万人、興行収入16億円を突破する絶好の滑り出しをみせている。英題は、「Godzilla Minus One」。北米では12月1日から、邦画では異例となる1500スクリーン以上で公開されることが決まっており、北米版予告映像は1週間で500万再生を超えるほどの熱量で受け入れられている。
日本製作の「ゴジラ」が、ハリウッドでプレミアイベントを開催するのは、「ゴジラ FINAL WARS」以来19年ぶり2度目。会場となるDGAシアターには、「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」のマイケル・ドハティ監督や、俳優セス・グリーンらも結集するなど、注目度の高さをうかがわせた。
上映に際し、神木と山崎監督は英語で挨拶。
神木「日本以外で、皆さんがこの映画を観る最初の観客です! 『ゴジラ-1.0』を楽しんでください!」
山崎監督「ようやく『東宝ゴジラ』をアメリカの皆さんに届けられてとてもうれしいです!」
上映中は、ゴジラの出現時に拍手が沸き起こったほか、ゴジラに立ち向かう登場人物に声援をおくるなど、観客たちは山崎監督が描く世界観にのめりこんだ様子。本編終了後には、大歓声とともに場内中が熱いスタンディングオベーションでふたりを祝福した。その光景、山崎監督は安堵の表情を浮かべ、神木は晴れやかな笑顔をのぞかせていた。
アメリカの観客と一緒に観賞した感想を問われた山崎監督は、「最高でした。感無量です。ここまでオープンに素晴らしい反応をしてくださるので、嬉しいなあと思いました」と感慨無量の面持ち。一方の神木は「拍手をいただいた時、泣きそうなくらい感動しました。そして、皆さんがゴジラを愛してくれている、崇拝しているんだなということが分かりました。なめていました(笑)」とアメリカの観客の熱量に舌を巻いていた。
観賞したファンの感想も、興奮した様子が伝わるようなものが多く見受けられた。
「圧倒的にベストなゴジラ作品です。VFXも素晴らしかったし、俳優の演技も良かった。今まで色々な映画を観てきましたが、『ゴジラ-1.0』はその中で一番の作品」(男性)
「この映画、すごかったです。子どもの頃を思い出すし、子どもの頃に観た作品に出てくるような怪獣がスクリーンの中にいて、泣いてしまうくらいでした」(男性)
「言葉にできません。監督は素晴らしい作品をつくりました。素晴らしい出来です。おめでとうございます。(日本語で)ありがとう」(女性)
観賞したファンから声をかけられていた神木と山崎監督は、作品の持つ力に手ごたえを感じたようで、イベント後にも興奮は冷めやらぬ様子だ。
神木「ゴジラが出てくるたびに拍手と声援が上がり、ゴジラは世界で愛されていると分かっていたけど、そのレベルがはるかに上でした! 一緒に観ていて実感しました。この熱量を持った人たちが今日来ていない人たちに『ゴジラ-1.0』のことを熱心に伝えてくれるでしょうし、今後北米で公開したら、アメリカでどういう風に広がっていくのか、楽しみです」
山崎監督「熱量が本当に凄くて。途中何度も声があがるし、拍手が起こるし、ストーリーの要のところで、みんな感情表現をしてくれるので、作った我々としてはたまらないですね。すごいご褒美ですね。ずっとアメリカのお客さんに自分の作品を観てもらいたいという夢を持っていました。その夢がゴジラで叶って凄く嬉しい。ゴジラを作りたいという夢と合わせて、ふたつの夢が同時に叶いました」
なお、北米プレミアで絶賛された英語字幕版が、日本でも11月23日から4館で上映されることが決まったという。上映館はTOHOシネマズ日比谷、109シネマズプレミアム新宿、TOHOシネマズ六本木ヒルズ、TOHOシネマズなんば。
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