山寺宏一、相棒の小ヤギ・バレンティノ役の声優に決定 かわいい見た目と低音ボイスがギャップ満載
2023年11月7日 06:00
山寺宏一が、ディズニー100周年記念作品「ウィッシュ」の日本版声優を務めていることがわかった。演じるのは、主人公・アーシャをどんな時も支えるかわいらしい相棒である、子ヤギのバレンティノ。山寺は、「まず、参加することができて非常に嬉しく、光栄に感じています!」と、喜びを語る。あわせて、山寺のインタビューと、演じてきたキャラクターのシーンを合わせた特別映像(https://www.youtube.com/watch?v=9OMxuRsfawE)もお披露目された。
本作は、ウォルト・ディズニー・カンパニーが創立100周年を迎えることを記念し、「アナと雪の女王」のスタッフ陣が手がける、歴史の集大成となるドラマティックミュージカル。願いが叶う魔法の王国に暮らす少女アーシャの願いは、100歳になる祖父の願いが叶うことだった。しかし彼女は、全ての願いは魔法を操るマグニフィコ王に支配されているという衝撃の真実を知る。空から舞い降りた“願い星”のスター、相棒のバレンティノとともに、アーシャは「皆の願いを取り戻したい」というひたむきな思いで立ち上がる。日本語吹き替え版では、生田絵梨花がアーシャ、福山雅治がマグニフィコ王の声を担う。
山寺といえば、ドナルドダック、「美女と野獣」の野獣、「アラジン」のジーニー、「リロ&スティッチ」のスティッチなど、数多くの人気キャラクターを演じ、ディズニー作品に欠かせない“レジェンド”的な存在だ。先日、日本版本予告が公開されると、SNS上では声優発表前にも関わらず、山寺の声に気付いたファンが続出。「バレンティノの声優が山寺さんなの本当に嬉しすぎて、予告だけで泣いてしまった」「バレンティノ、山寺さん! 最高じゃん!」などの声が寄せられていた。
バレンティノはパジャマを着た、愛くるしい子ヤギ。アーシャの味方で、頼りになる相棒という役どころだ。ある日、スターの魔法で、人間の言葉を話せるように。その声は、かわいい見た目からは想像できない低音ボイスで、ギャップが魅力的なキャラクターでもある。
山寺は、「100周年記念の作品が作られると聞いてから、何とかして参加したいと思っていたんですが、これまであまりにたくさんの作品に参加させていただいているので、もうないかなぁと思っていたんです」といい、「ですが、非常に重要な役をいただきまして、本当にそういう意味では“願い”が叶ったという感じでございます!」と、喜びを爆発させる。
バレンティノの魅力については、「まさに見た目のかわいさと声のギャップですね。生まれてそんなに経っていない子ヤギなので、見た目は本当にかわいいんですが、スターの魔法によって渋い声になっていて、声質だけじゃなくてしゃべり方も、なにかいろいろなことを心得たベテランというか、大御所の風格があるんです。ギャップがとても魅力的だなと思います」と分析する。さらに、数多くのディズニー作品に参加してきた山寺は、その魅力について、次のように語る。
山寺「ウォルト・ディズニーさんの思いをずーっと、ディズニーに関わる方々が、見事に継承しているからだと思います。ディズニー・アニメーションに関しては圧倒的なクオリティ、それは技術的なことだけじゃなくてストーリーや、思いがとても高く、そして誰が見ても楽しめるという、そういうところじゃないかと思うんです。ウォルト・ディズニーさんは一切の妥協を許さない方だと伺っていますが、関わる方みんながこだわりにこだわって、思いを込めて作っているんじゃないかと感じます。そうでなければこんなに長い間、これだけたくさんの作品で、皆さんに夢を届けたりはできないと思うんですよね」
特別映像では、「シンデレラ」のジャック、「美女と野獣」の野獣(王子)、「アラジン」のジーニー、「ムーラン」のムーシュー、「リロ&スティッチ」のスティッチ、「トレジャー・プラネット」のB.E.N(ベン)、「シュガー・ラッシュ」シリーズのラルフ、そしてドナルドダックなどの姿を活写。山寺とディズニー作品の歴史を振り返ることができる、ファン歓喜の映像に仕上がった。
「ウィッシュ」は、12月15日から全国公開。
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