「ハンガー・ゲーム0」ストライキ免除 出演者の宣伝活動が可能に
2023年11月1日 17:35

大ヒットシリーズ「ハンガー・ゲーム」の前日譚を描くスピンオフ映画「ハンガー・ゲーム0」が、現在ストライキを実施中の米俳優組合から暫定合意と呼ばれる免除を取りつけたことが明らかになった。
ストライキを実施中の米俳優組合(SAG-AFTRA)は、所属会員に映画やテレビへの出演のみならず、宣伝活動を禁じている。だが、交渉相手である映画会社、テレビ局、配信業社など350社が所属する業界団体Alliance of Motion Picture and Television Producers(AMPTP)に関与していない作品に関しては免除しており、「ハンガー・ゲーム0」を製作するライオンズゲートに関してもAMPTPに所属していないため、免除されることになった。これにより、11月23日の全米公開に向けて、出演者は宣伝活動ができるようになった。
同作は、「ハンガー・ゲーム」シリーズでドナルド・サザーランドが演じたコリオラヌス・スノー大統領の若き日を描くスピンオフ映画。第12地区からプレイヤーとしてやってきた少女ルーシー・グレイ・ベアードの指導係となった18歳のスノーの葛藤を描く。
若き日のスノー役には子役出身の英俳優トム・ブライス、ルーシー役は「ウエスト・サイド・ストーリー」のレイチェル・ゼグラーが演じている。スーザン・コリンズの「ハンガー・ゲーム0 少女は鳥のように歌い、ヘビとともに戦う」が原作で、メガホンをとるのは「ハンガー・ゲーム2」以降の全作品を手がけるフランシス・ローレンス監督。
「ハンガー・ゲーム0」は12月22日に日本で公開。
(C)2023 Lions Gate Films Inc. All Rights Reserved.
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