「エイリアン」スピンオフ映画、“本家”リドリー・スコット監督のお墨付きを得る
2023年10月22日 13:00

名作SFホラー映画「エイリアン」のスピンオフ映画「Alien: Romulus(仮題)」のフェデ・アルバレス監督が、オリジナル版のメガホンをとったリドリー・スコット監督に本作の感想を聞いた時の様子を語った。
スコット監督プロデュースのもと、「ドント・ブリーズ」「蜘蛛の巣を払う女」のアルバレス監督がメガホンをとる新作は、これまでのシリーズ作品とは異なり、軍人でも科学者でもないごく平凡な若者たちを主人公に、宇宙の彼方にある植民地化された惑星でかの有名なエイリアンこと“ゼノモーフ”の集団に襲われる恐怖が描かれる。
米バラエティによれば、アルバレス監督は、DGAラテン・サミット2023でギレルモ・デル・トロ監督と対談。スコット監督に本作のディレクターズカット版を見せるという「信じられないほど緊張するプロセスを経なければならなかった」が、「誰よりも先に、彼に見せたかった」と当時の心境を告白。
そして、鑑賞後の初対面時、スコット監督は入室するなり、「フェデ、きみに何と言おう。マジで素晴らしかった」と絶賛。脚本も手掛けたアルバレス監督は「尊敬する巨匠に、自分がつくった映画、しかも彼の作品のスピンオフ索引を見てもらい、そのどこが気に入ったかについて1時間も話してもらえたことは、僕の人生で最高の瞬間のひとつだ」と語り、「彼が言った最高の賛辞のひとつは、セリフが素晴らしいだった」と明かした。
脚本は、アルバレス監督と長年の創作パートナーであるロド・サヤゲスが共同執筆。ケイリー・スピーニー(「メア・オブ・イーストタウン ある殺人事件の真実」)を中心に、デビッド・ジョンソン(「インダストリー」)、アーチー・ルノー(「暗黒と神秘の骨」)、イザベラ・メルセド(「トランスフォーマー 最後の騎士王」「スイートガール」)、スパイク・ファーン(「THE BATMAN ザ・バットマン」)、アイリーン・ウー(「Away From Home(原題)」)らが共演する。2024年8月16日全米公開予定。
※「Alien: Romulus(仮題)」の画像は通信社にありませんでした。「エイリアン」の場面写真です。
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