イーロン・マスク、元恋人の女優のためにワーナーを脅迫?
2023年10月12日 14:00
実業家のイーロン・マスクが、元パートナーで女優のアンバー・ハードの「アクアマン 失われた王国」の続投が危ぶまれた際に、同作を製作するワーナー・ブラザースにハードの起用を強く働きかけたという。
DC映画「アクアマン」でヒロインのメラ役を演じたハード。米Varietyによると、ワーナー・ブラザースとジェームズ・ワン監督は、1作目が2018年に公開された後、主演のジェイソン・モモアとの相性の悪さを理由にハードを続編から降板させるという決定を、彼女の弁護士を通して書面で通達したという。
しかし、ハードの元恋人であるマスクとその弁護士から、もしハードを続編へ復帰させなければ「家を燃やすとワーナー・ブラザースを脅す手紙」が送られてきたことから、スタジオはハードの解雇を覆したとバラエティは報じている。この件について、同誌はDCスタジオからのコメントをまだ得られていないという。
続投が決まったものの、ハードと元夫ジョニー・デップとの間で繰り広げられた名誉棄損の泥沼裁判の最中に、続編からの降板説が再浮上。ハードは、デップの働きかけにより、続編での役柄が「非常に縮小されたバージョン」になったと主張していた。
伝えられるところによると、続編でのハードの登場場面は10分程度だという。ワン監督は今年はじめ、エンターテインメント・ウィークリー誌に、続編ではハード演じるメラに焦点を当てるつもりはなかったと語った。
「アクアマン 失われた王国」は2024年1月善行公開予定。