「カッコーの巣の上で」「イングリッシュ・ペイシェント」など名作の権利が売却
2023年10月11日 08:00

名プロデューサー、ソウル・ゼインツが手がけた「カッコーの巣の上で」や「イングリッシュ・ペイシェント」といった作品の権利が、新たな手に渡ったことが明らかになったと米Deadlineが報じている。
ゼインツの製作会社ザ・ソウル・ゼインツ・カンパニーは、「カッコーの巣の上で」「アマデウス」「モスキート・コースト」「存在の耐えられない軽さ」「イングリッシュ・ペイシェント」などの権利を、Teatro della Pace Filmsに売却。同社は、ゼインツの甥にあたるポール・ゼインツ(「宮廷画家ゴヤは見た」)が所有する製作会社だ。
ソウル・ゼインツは「カッコーの巣の上で」「アマデウス」「イングリッシュ・ペイシェント」の3作品でアカデミー賞作品賞を受賞。1996年にはアカデミー賞で功労賞にあたるアービング・タルバーグ賞に輝いているが、2014年に他界している。
78年にアニメ版「指輪物語」を製作しているザ・ソウル・ゼインツ・カンパニーは、「ロード・オブ・ザ・リング」および「ホビット」に関する映画、テレビゲーム、マーチャンダイジング、テーマパーク、舞台劇などの権利を約4億ドルでスウェーデンのEmbracerに売却したばかり。
ザ・ソウル・ゼインツ・カンパニーから獲得したライブラリーを、ポール・ゼインツがどのように活用するのかは不明だが、Apple TV+でテレビドラマ版「モスキート・コースト」、Netflixで「カッコーの巣の上で」のスピンオフドラマ「ラチェッド」が配信されたことを考慮すると、リメイクやスピンオフが制作される可能性が高そうだ。
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