「怪盗グルーのミニオン大脱走」日本版声優まとめ　芦田愛菜は何役？　ドルーとバルタザール役を演じた俳優は誰？

(C) 2017 Universal Studios. All Rights Reserved.

ユニバーサル・スタジオとイルミネーション・スタジオによるアニメーション「怪盗グルー」シリーズの第3弾。日本語吹き替え声優は、シリーズ過去作から引き続き笑福亭鶴瓶、芦田愛菜、中島美嘉が参加。さらに、生瀬勝久、松山ケンイチらも起用されている。

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晴れて結婚したグルーとルーシーの前に、新たな敵バルタザール・ブラットが現れる。1980年代に子役として人気を博した過去の栄光にすがっているバルタザールは、様々なガジェットを駆使して犯罪を繰り返し、彼を逃がしたグルーは反悪党同盟をクビになってしまう。

そんな時、グルーに生き別れになっていた双子の兄弟・ドルーがいることが判明。父親から莫大な遺産を相続しているドルーは、父の志を受け継ぎ天下の大悪党になることを夢見ていた。一方、グルーの相棒ミニオンたちは、グルーが反悪党同盟をクビになったことで再び悪の道に戻ってくることを期待していたが、グルーにその気がないことを知り、新たなボスを求めて旅に出る。

グルーが家族として迎えた孤児3姉妹の末っ子・アグネスを演じているのは芦田愛菜さん。第1作の「怪盗グルーの月泥棒 3D」で声優に初挑戦して以来、シリーズを通じてアグネスの日本版声優を担当しています。

第1作「怪盗グルーの月泥棒 3D」が公開された当時は、天才子役として話題を集めていた芦田さん。出演発表時は「アニメが好きだし、一度吹き替えをやってみたいなって思いました。セリフはお母さんと一緒に覚えています。吹き替えするの、ドキドキしていますが頑張ります」とコメントを寄せ、関連イベントに登場した際には大人顔負けの受け答えにグルー役の笑福亭鶴瓶さんも感心しきり。当時6歳ながら、単独での舞台挨拶にも挑戦しました。

第2作「怪盗グルーのミニオン危機一発」出演時は9歳になり、芦田さんは「3年前は1つのセリフずつだったけど、今回はワンシーンずつアフレコできた」と第1作からの自身の成長を語っていました。ちなみに第2作からは、グルーの恋人ルーシー役で中島美嘉さんが日本版声優に加わりました。

そして今作「怪盗グルーのミニオン大脱走」公開時は、すっかり“お姉さん”に。芦田さんが単独でイベントに登壇した際には、鶴瓶さんが「娘（＝芦田さん）をよろしく！」とビデオメッセージを寄せ、シリーズ3作を通しての“親子”の絆を感じさせてくれました。

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今作でグルーの前に立ちはだかるのは元天才子役のバルタザール・ブラット。日本語吹き替え声優は、当時洋画アニメーション、ハリウッド映画の吹き替えは初挑戦だった松山ケンイチさんが担当しました。

ブラッドは、ムーンウォークでダイヤ強奪に向かうなどエキセントリックなキャラクター。松山さんは出演時「山田康雄さんが『吹き替えも俳優業の1つ』とおっしゃっている意味を痛感しながらも楽しんでやっています。楽しみにしていただきたいです」と、初代ルパン三世役やクリント・イーストウッドの吹き替えなどで知られる故山田康雄さんの名前を挙げて、気合いみなぎるコメントを寄せていました。

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グルーの生き別れになっていた双子の兄弟、ドルーを演じたのは生瀬勝久さんです。キャスト発表の会見では「とにかく、楽しかった。これは続けたいですね」と続投を希望するなど、ノリノリの様子でした。

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イルミネーション作品の“常連声優”である山寺宏一さん、宮野真守さんが今作にも出演しています。

山寺さんは、シリーズ第1弾「怪盗グルーの月泥棒 3D」では悪党銀行の経営者パーキンスの息子・ベクターを演じ、今作ではドルーの執事フリッツ役を担当。一方の宮野さんは、ブラットの相棒でロボットのクライヴ役やアナウンサー役を務め、松山さんとの“声の共演”も果たしました。

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さらに、「コードギアス」シリーズなどで知られる声優・福山潤さん、お笑いタレントのいとうあさこさん、「鬼滅の刃」シリーズの主題歌でおなじみの歌手・LiSAさんも出演しています。