ジョニー・デップ監督第2作に「The Hand of God」のルイザ・ラニエリ
2023年10月3日 10:00

「The Hand of God」(パオロ・ソレンティーノ監督)や「アンドレア・ボチェッリ 奇跡のテノール」(マイケル・ラドフォード監督)で知られるイタリア人俳優ルイザ・ラニエリが、ジョニー・デップ監督の新作「モディ(原題)」のキャストに加わったことが明らかになった。
新作「モディ(原題)」は、デップが1997年の「ブレイブ」以来25年ぶりにメガホンをとる監督第2作。伝説的なイタリアの芸術家アメデオ・モディリアーニの伝記映画で、戦時下の1916年のパリを舞台に、警察から追われる身となったモディリアーニの波乱の48時間に焦点を当てる。
モディリアーニは、その独特のスタイルと哀愁漂う肖像画で知られる芸術家で、画壇の常識を覆す独自の世界観を持っていた。イタリア人俳優のリッカルド・スカマルチョ(「ジョン・ウィック チャプター2」)がモディリアーニ役で主演。また、名優アル・パチーノが国際的なアートコレクター役を演じる。デップとパチーノは1997年の「フェイク」で共演して以来のタッグとなる。
米バラエティによれば、ラニエリはパリにあるカフェのオーナーでモディリアーニを母のように世話し、彼の絵のモデルも務めたロザリー役を演じるとのこと。デニス・マッキンタイア(「ステート・オブ・グレース」)の舞台劇をもとに、ジャージー・クロモウスキ&メアリー・オルソン=クロモウスキ(「エレクトリック・ミスト 霧の捜査線」)が脚本を執筆し、「ベニスの商人」のバリー・ナビディがデップとともにプロデューサーを務める。
関連ニュース

【第76回カンヌ国際映画祭】是枝裕和監督「怪物」にスタンディングオベーション、全編仏語で演じたジョニー・デップ「自分にはハリウッドが必要だとは思わない」
2023年5月19日 17:10




