【今夜放送】「名探偵コナン　天国へのカウントダウン」あらすじ・キャラ・声優一覧　ド派手アクションがさく裂

（C）2001 青山剛昌／小学館･読売テレビ･ユニバーサル ミュージック･小学館プロダクション･東宝･TMS

「週刊少年サンデー」連載の青山剛昌による人気漫画をアニメ化した「名探偵コナン」の劇場版シリーズ第5作。地上300メートルにおよぶ超高層ビルで起こった殺人事件に挑む少年探偵コナンらの活躍を描く。工藤新一をコナンの姿にさせた黒ずくめの組織のジンとウォッカが登場し、劇場版で初めて黒ずくめの組織と対峙する作品となった。監督はテレビ版やこれまでの劇場版でも監督を務めてきた、こだま兼嗣。

ある日、キャンプに出掛けたコナンと阿笠博士、灰原哀、少年探偵団の3人。キャンプ場に一泊した翌日、一同は西多摩市に新しくできたばかりのツインタワービルに立ち寄ることに。偶然、蘭と小五郎、園子がやってくる。ビルのオーナーでパソコンソフト会社社長の常磐美緒が小五郎の大学時代の後輩だということで、オープン前にビルの中を見学できることになったのだ。美緒の秘書のちなみやプログラマーの原からビルを案内してもらう一同。10年後の自分の顔を予測してくれるソフトを体験したりと、原と少年探偵団は意気投合する。

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そんな中、最上階ではオープニングパーティーに向けて、美緒と日本画家の如月峰水、設計を担当した風間と市会議員の大木が準備をしていた。そこに、ビルの前に黒いポルシェが止まっているという情報が入る。黒ずくめの組織の車に違いないと一階に降りるコナンだったが、車は走り去った後だった。

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その翌日。ツインタワーのホテルに宿泊していた大木が殺害される。彼の手には猪口が握られており、犯人を示すダイイングメッセージなのではないかと捜査を開始する目暮警部。歩美、元太、光彦ら少年探偵団の3人も、コナンに内緒で事件を解決しようと企んでいた。一方、阿笠博士は灰原の不審な行動に気付いていた。黒ずくめの組織で“シェリー”というコードネームを持っていた灰原が再び彼らとコンタクトを取っているのではないかと心配するが……。

本作では、コナンたちに隠れて灰原が電話をかけるシーンが登場する。阿笠博士は黒ずくめの組織と連絡をとっているのではと疑うが、実は組織に殺害された姉・宮野明美が生前ひそかに借りていた部屋の番号に電話をし、留守電の声と会話をしていたのだった。

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悲壮感・孤独感を一人で抱えていた灰原だったが、その暗さを少年探偵団の存在が照らすことになる。仲間思いで勇気があり、抜群の行動力で今回も事件を捜査する少年探偵団のピュアな気持ちに触れ、灰原哀の孤独感も少し癒えていくさまが描かれる。

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劇場版「名探偵コナン」といえば、コナンや蘭の派手なアクションシーンも見どころの一つ。本作でも、まずビルの45階で逃げ場を失った蘭が、自身に消防ホースを巻き付け、コナンを抱きかかえながらダイブするという、ハイパーアクションシーンが描かれる。「映画みたいに上手く行くか分からないけれど」と不安そうな蘭だったが……。ちなみに、この映画とは「ダイ・ハード」だと言われている。そのほか、クライマックスにも劇場版ならではのド派手なアクションシーンも登場する。

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