【不気味】ミシェル・ヨーの“怪演”が堪能できる降霊会 「名探偵ポアロ ベネチアの亡霊」本編映像公開
2023年9月12日 17:00

アガサ・クリスティの傑作ミステリーを映画化する名探偵エルキュール・ポアロシリーズ第3弾「名探偵ポアロ ベネチアの亡霊」の本編映像(https://youtu.be/mesX-LY22NI)が、このほど公開された。映し出されているのは、“亡霊も悪魔も存在しない”と主張するポアロ(ケネス・ブラナー)が、ミシェル・ヨー演じる霊能者レイノルズによる“超常現象”に挑む場面。恐怖に満ちた事件の幕開けに相応しいミシェル・ヨーの“怪演”に注目だ。
“ミステリーの女王”の異名を持つクリスティが生涯を通して書き続け、今なお全世界で愛される“名探偵ポアロ”シリーズ。1969年に発表された「ハロウィーン・パーティ」を原作にした今作は、「オリエント急行殺人事件」「ナイル殺人事件」に続き、ブラナーが監督・主演を担当。事件の舞台は、ベネチア。流浪の日々を送る世界一の名探偵エルキュール・ポアロ(ブラナー)は、「私は死者の声を話せます」と断言する霊能者レイノルズ夫人(ミシェル・ヨー)による“超常現象”の謎を解き明かすために、子どもの霊が出現するという屋敷での降霊会に参加する。
映像では、ポアロが疑惑の目を向ける中、事件のキーマンである霊能者レイノルズが、死者との会話を試みる降霊会の一部が描かれている。元オペラ歌手ロウィーナの亡き娘アリシアに「声を見つけて」と話しかけるレイノルズの周りを招待客が囲むなか、ポアロは一歩引いた場所から彼らの様子を伺っている。「誰かいるの?」と問いかけたレイノルズが空中で指を曲げると、誰も文字盤に触れていないにもかかわらず、鈍い音と共に「Y(イエス)」の文字がタイプライターに打たれる。
周囲は一斉にどよめき、ロウィーナの家政婦オルガは「こんなのよくない」とうろたえ、アリシアの元婚約者マキシムは「気づかないだけ」と、それぞれに苦悶とも驚愕とも区別のできない表情を浮かべる。招待客たちが恐怖に支配されていく中、レイノルズがさらに「誰かに苦しめられた?」と聞くと、再び「Y」の文字がタイプライターに打ち込まれる――。

脚本に惹かれて、本作の出演を決めたというヨー。「脚本には恐怖があり、あらゆる影の背後に何かが潜んでいるような感覚があります。ポアロが自分の正気を疑い始める、そこが脚本の最も巧妙な部分でした」と語っており、百戦錬磨のポアロにとっても不可解な殺人事件が待ち受けていることを仄めかしている。一方、ブラナーは「レイノルズは死者と会話できると信じている霊能者。作品に大きな重みをもたらすんだ。それは代償を伴うものであり、彼女はそれがどのようなものであるかを見事に表現してくれたよ」とヨーの“怪演”を絶賛している。
「名探偵ポアロ ベネチアの亡霊」は、9月15日から全国公開。なお、本作は2D字幕に加え、IMAX(2D字幕)、ドルビーシネマ(2D字幕)でのラージフォーマットの上映も決定している。

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