ソフィア・コッポラ監督「プリシラ」 ベネチア映画祭で宣伝が可能に
2023年8月26日 20:00

第80回ベネチア国際映画祭でのワールドプレミアを予定しているソフィア・コッポラ監督の最新作「プリシラ(原題)」が、同映画祭でレッドカーペットやメディア取材ができるようになった。
現在、ストライキを実施中の米俳優組合(SAG-AFTRA)は所属会員に映画やテレビへの出演のみならず、宣伝活動を禁じている。だが、労使交渉を行っている映画会社、テレビ局、配信業社など350社が所属する業界団体Alliance of Motion Picture and Television Producers(AMPTP)に関与していない作品に関しては免除しており、「プリシラ(原題)」についてもカナダの制作会社TCB Productions Canadaによって制作されていることから、正式に免除された。
「プリシラ(原題)」はエルビス・プレスリーの元妻で、「裸の銃を持つ男」シリーズの女優としても知られるプリシラ・プレスリーの伝記映画で、プリシラ・プレスリーの伝記「私のプレスリー」を原作としている。「パシフィック・リム アップライジング」のケイリー・スピーニーがヒロインを務め、「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」「キスから始まるものがたり」で知られるオーストラリア俳優のジェイコブ・エロルディがエルビス役を演じることになる。
今回の米俳優組合との暫定合意により、スピーニー、エロディ、コッポラ監督らはベネチア国際映画祭で盛大にプロモーションを行うことが可能となった。
なお、アダム・ドライバー主演のマイケル・マン監督作「フェラーリ(原題)」も米俳優組合から同様の合意を獲得している。
第80回ベネチア国際映画祭は現地時間8月30日に開幕する。
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