「スター・ウォーズ」で脈々と受け継がれる“師匠と弟子”を一挙振り返り 特別映像完成
2023年8月17日 15:00
「スター・ウォーズ」の新たなオリジナルドラマシリーズ「スター・ウォーズ アソーカ」の初回2話が、8月23日から、ディズニープラスで独占配信される。このほど、「スター・ウォーズ」の歴史を語る上で欠かすことのできない、“師匠と弟子”の関係を振り返る特別映像(https://youtu.be/-V8ZLx1ovEQ)が披露された。
「スター・ウォーズ」を象徴する概念は、生きとし生けるもののなかを流れる、目には見えないエネルギー“フォース”。至るところに存在しているが、それを操る者は限られており、フォースの使い手から厳しい修行を受け、さまざまなことを学んだ弟子に、その力が受け継がれてきた。師匠のことはジェダイ・マスター、弟子はパダワンと呼称されている。
例えばシリーズ第1作「スター・ウォーズ」に登場した師弟は、オビ=ワン・ケノービ(アレック・ギネス)とルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)。続く「スター・ウォーズ 帝国の逆襲」ではヨーダとルーク、新たな三部作の幕開けを飾った「スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス」ではクワイ=ガン・ジン(リーアム・ニーソン)と若きオビ=ワン(ユアン・マクレガー)、「スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐」ではオビ=ワンとアナキン・スカイウォーカー(ヘイデン・クリステンセン)へと、その歴史は脈々と受け継がれている。
近年では、「マンダロリアン」シリーズや「ボバ・フェット The Book of Boba Fett」にて、ルークの指導の下、グローグーがフォースを継承しようと修行を重ねた姿も、記憶に新しい。特別映像では、ヨーダが語る「学んだことを伝えよ。彼らがわしらを超えるために。それこそがマスターの責務」という信念に基づき、師弟関係を通したフォースの継承を振り返ることができる。
実は、「スター・ウォーズ アソーカ」の主人公であるアソーカ・タノの師匠はアナキンであり、後に暗黒面に落ち、ダース・ベイダーと化すアナキンにとっては、アソーカこそが唯一の弟子だった。ふたりの出会いは、「スター・ウォーズ クローン・ウォーズ」。師弟としての信頼関係が築かれたかに思えたが、「スター・ウォーズ 反乱者たち」では、ジェダイの道を捨てたアソーカが、元師匠であるダース・ベイダーとの壮絶な直接対決を余儀なくされた。
「『スター・ウォーズ』には、常に偉大な師匠と弟子の関係があります。私がこの物語で語ろうとしているのは、アナキンからアソーカ、そしてその後にも続く師弟関係についてです」と語るのは、本作の製作・監督・脚本を務め、ジョージ・ルーカスからの信頼も厚いデイブ・フィローニ。その言葉通り、特別映像には、マンダロリアンの戦士サビーヌ・レン(ナターシャ・リュー・ボルディッゾ)が、アソーカ(ロザリオ・ドーソン)のことを“マスター”と呼ぶ意味深なセリフがあり、アナキンとアソーカはもちろん、アソーカとサビーヌという新たな師弟関係も示唆されている。もちろん、ジェダイの象徴であるライトセーバーを駆使した、胸アツの戦闘シーンにも注目だ。
物語の舞台は、「マンダロリアン」シリーズと同じく帝国崩壊後の銀河。シスの暗黒卿ダース・ベイダーを失った帝国は、冷酷な戦略家スローン大提督(ラース・ミケルセン)を新たな司令官に立て、帝国の再興を目論んでいた。ジェダイがほぼ残っていない暗黒の時代、銀河に迫る新たな脅威に、アソーカが立ち向かう。
「スター・ウォーズ アソーカ」は、8月23日にディズニープラスで、初回2話が独占配信される。
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