中島健人主演「おまえの罪を自白しろ」最新予告完成　B'zの主題歌、歌唱パートが初披露

2023年7月24日 07:00

中島健人（「Sexy Zone」）がサスペンス映画初主演を務め、堤真一と父子役を演じる「おまえの罪を自白しろ」（10月20日公開）の最新予告映像が、このほど披露された。「B'z」による書き下ろし主題歌「Dark Rainbow」の歌唱パート音源を含む、ファン待望の内容となっている。

さらに、池田エライザ、山崎育三郎、中島歩、美波、尾野真千子の出演も明らかになった。

【作品概要】

真保裕一氏の同名小説を原作に、「アイ・アムまきもと」やドラマ「Mother」「Woman」で知られる水田伸生監督が映画化。中島は議員秘書を務める宇田晄司、堤は晄司の父で、内閣府副大臣の清治郎に扮する。

ある日、政治家一族である宇田家の孫娘が誘拐される。犯人からの要求は、身代金ではなく、「明日夕方5時までに記者会見を開き、おまえの罪を自白しろ」というもの。その背景には、決して明かすことが許されない、国家を揺るがす“罪”の存在があった。

【予告編の内容】B'z主題歌の歌唱パート初披露！　緊張感と疾走感みなぎる映像に

最新予告編は、犯人の要求が“罪の自白”という前代未聞の誘拐事件に挑む“人々”にフォーカス。困難に立ち向かう主人公、捜査への圧力に憤る刑事、不正に迫る記者、そして権力に固執する永田町の住人たち……それぞれの思いが交錯し濁流を生む。事件の行く末にハラハラするような仕上がりだ。

さらに、B'zによる主題歌「Dark Rainbow」が予告を疾走感たっぷりに盛り上げる。すでに披露されていた特報映像ではイントロ音源のみしか聞くことが出来なかったが、今回の予告では歌唱パートが初お披露目。原作を読みこんで作られたというだけに、映画の世界観と密接にリンクした楽曲となっている。

【共演者の発表と役どころの詳細】

池田エライザが愛する娘を誘拐されてしまう母親・麻由美に扮し、自身初となる母親役で新たな魅力をみせる。さらに“ミュージカル界のプリンス”山崎育三郎が、誘拐犯を追う刑事・平尾宣樹役。強い正義感で事件を追う刑事を熱く演じている。

また海外映画祭で高い評価を得た「偶然と想像」など、出演作の絶えない俳優・中島歩が、宇田家の長男で県議会議員の揚一朗役に。ジョニー・デップ主演作「MINAMATA-ミナマタ-」など世界的に活躍する国際派女優・美波は、政治疑惑を追求する報道記者・神谷美咲役に扮する。そして日本を代表する女優・尾野真千子が、宇田家を支える選挙ボランティア・寺中初美役を担っている。

以下、池田と山崎のキャストコメント。「おまえの罪を自白しろ」は10月20日から公開。

■池田エライザ／誘拐される少女の母・緒形麻由美（おがた・まゆみ）役

初めての母親役、それも娘が誘拐されるという役どころでしたが、水田組は役者が芝居に集中できる空気づくりを大切にしていて、立ち止まることなく役に入ることができました。私の役目はとにかく娘に愛情を注ぐことだと思い、役に臨みました。完成作はアトラクションに乗っている気分になるほど、大迫力のエンターテインメントでありつつ、登場人物それぞれの背景が丁寧に描かれており、きっとそれぞれ誰かに共感できると思います。本当に集中してのめり込める作品になっているので、是非映画館で一緒に目撃してもらえたら嬉しいです。

■山崎育三郎／事件を追う刑事・平尾宣樹（ひらお・のぶき）役

豪華キャストの皆さんとの作品作りは、忘れることの出来ない時間となりました。正義感が強く、真犯人逮捕に向けて、あらゆる手を使い走り回る孤高の刑事・平尾を演じます。「おまえの罪を自白しろ」身代金ではなく、罪の自白を求める犯人という、今までにはない壮大なタイムリミットサスペンス。是非劇場でご覧ください。