アイナ・ジ・エンド&松村北斗&広瀬すずが奏でる“ある一瞬” 岩井俊二監督「キリエのうた」3種ビジュアル公開
2023年7月24日 07:00
アイナ・ジ・エンド、松村北斗、広瀬すずが共演、岩井俊二監督、小林武史の音楽による映画「キリエのうた」の3種ビジュアルが公開された。キリエ・夏彦・イッコの人生の“ある一瞬”を切り取ったもので、歌、恋愛、友情と作品が漂わせる3つの空気が表現されている。
本作主演に抜擢されたのは2023年6月に惜しまれながらも解散した、楽器を持たないパンクバンド「BiSH」のメンバーで、現在はソロとして活動中のアイナ・ジ・エンド。映画初主演を飾るアイナは、主題歌を歌唱するほか、劇中曲として6曲を制作し、劇中で圧巻のパフォーマンスを披露する。
アイナのほか、松村北斗(SixTONES)、黒木華、広瀬すずといった豪華俳優陣がメインキャストとして出演する本作は、壮絶な運命と無二の歌声を宿したキリエの音楽がつなぐ13年に及ぶ壮大な愛の物語で、降りかかる苦難に翻弄される男女4人の人生が、切なくもドラマティックに交錯していく。そのほか、村上虹郎、松浦祐也、笠原秀幸、粗品(霜降り明星)、矢山花、七尾旅人、ロバート・キャンベル、大塚愛、安藤裕子が出演する。
アイナが中心に描かれるビジュアルは、雑踏のなかで歌うキリエの姿が人混みの影から映されており、「家はありません。歌しか、うたえません」というキャッチコピーと共に、懸命に音楽を奏でるキリエとその歌声の力強さが伝わってくるもの。松村が中心のビジュアルではキリエと夏彦が額を寄せ合う姿が切り取られ、2人の一瞬のきらめきが爽やかに感じられる。広瀬中心のものはキリエとイッコが頬を寄せ、同じ憂いを帯びた瞳で遠くを見つめる姿から二人の絆や、二人に待ち受ける未来を予見するようなざわつきが表現されている。10月13日全国公開。