宮崎駿監督の新作「君たちはどう生きるか」が北米で公開へ
2023年7月15日 15:35

宮崎駿監督によるスタジオジブリの新作「君たちはどう生きるか」が、「The Boy and the Heron」とタイトルを改め、今年後半にはやくも北米で公開されることが決定した。米ハリウッド・レポーターが報じている。
「君たちはどう生きるか」は、宮崎監督オリジナルストーリーによる冒険活劇ファンタジー。2013年公開の「風立ちぬ」を最後に長編作品から退くことを表明した同監督が、引退を撤回して挑んだ10年ぶりの長編作品として製作発表時から注目を集めていた本作だが、7月14日の日本公開まで内容やキャスト、スタッフなどの情報は未発表。映画館での特報や予告はおろか、テレビCMや新聞広告もうたないという前代未聞の“宣伝をしない宣伝”戦略でさらに大きな話題を呼んだ。
このほど、「コクリコ坂から」(11・宮崎吾朗監督)、「かぐや姫の物語」(13・高畑勲監督)「思い出のマーニー」(14・米林宏昌監督)と近年のジブリ作品3作の北米配給を手がけた実績を持ち、17年からは「スタジオジブリ・フェス」と名打って、北米800館でジブリ映画を上映する毎年恒例のイベントを主催するなど、スタジオジブリとの親交が深い米アニメーション映画専門配給会社Gkidsが配給権を獲得したが、本国日本での方針に合わせて、北米公開まではポスター以外の宣伝素材は一切使わないとのことだ。
Gkidsのデビッド・ジェステッド社長は、「『千と千尋の神隠し』でオスカーを受賞し、『ハウルの動く城』『風立ちぬ』で同ノミネートを果たした輝ける実績が示す通り、宮崎駿監督はアニメーション映画界における生ける伝説です。宮崎監督の10年ぶりとなる新作を北米のファンにお届けすることが出来て、大変光栄に思っています」と語っている。
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