豊原江理佳&昆夏美&木下晴香 ディズニープリンセス役声優3人がそろい踏み
2023年6月22日 19:00
実写映画「リトル・マーメイド」(公開中)の大ヒット記念イベントが6月22日、都内で行われ、アリエルのプレミアム吹き替え版声優を務めた豊原江理佳が登壇。実写版「美女と野獣」(2017)ベル役の吹替え声優・昆夏美、実写版「アラジン」(2019)ジャスミン役の吹替え版声優・木下晴香も駆けつけ、ディズニープリンセス役声優の共演が実現した。
美しい歌声を持ち、人間の世界に憧れている人魚アリエル(ハリー・ベイリー)が大切な声を引き換えにしながらも、勇気を持って新しい世界に飛び出していく姿を描く本作。公開後の周囲からの反響を聞かれた豊原は「家族や友人は公開日に見に行ってくれました! 音楽がすごく良かった、キャラクターがかわいかったなど嬉しい感想をたくさんいただきました。本作は音楽の魅力にあふれていますし、映像も壮大なスケールで描かれています。個人的には、アリエルとエリック王子が惹かれあったところが丁寧に描かれていると感じ、新しいリトル・マーメイドとして楽しんで頂けると思います」と語る。
大きな見どころである楽曲「パート・オブ・ユア・ワールド」を生歌唱し、切なくも力強い歌声を披露し、会場に集まったファンの中には思わず涙を流す者もいた。
その後、昆と木下が登場し、アリエルをイメージした花束を豊原へプレゼントした。昆は「江理佳ちゃんの声は耳にスッと入るけど、頭と心と耳に残る忘れられない声だと思いました。私も過去にベル役を演じましたが、声だけで表現するのは本当に難しいんです。江理佳ちゃんはアリエルのままだなと感じて、本当にすごいと思いました」、木下は「江理佳ちゃんの声は(アリエル役の)ハリーの力強い表情に合わせて強さもありつつ、ふわっとした柔らかさと優しさで心に触れてくれました」と、それぞれディズニープリンセス役声優ならではの感想を伝え、豊原の演技についても最大限の賞賛を送った。
その後、それぞれの作品の大きな魅力である楽曲をイベントやテレビで披露した際の印象深いエピソードを振り返ることに。豊原は「映画館やテレビ、ショッピングモールなど色々な場所で歌を披露しましたが、その場所によってお客様の空気感が違うことに気づきました。生で歌わせていただけたことが本当に良い経験になりましたし、自分としても幅が広がりました!」と話し、昆は「野獣役の山崎育三郎さんと沢山の音楽番組に出演しましたが、ボールルームのシーンでは本当にワルツを先生に習って本番に臨んだのです。山崎さんとリフトするシーンもありましたが、回を重ねるごとにだんだん慣れてきて、空中にいる時間の方が長かったように感じました(笑)」、木下は「人生で一番緊張したのは某音楽番組でした。普段は舞台で歌うことが多いので、目の前にカメラや他のアーティストさんがいることにすごく緊張しました。本番前に別の方のマイクを手に取りかけたくらい緊張していました(笑)」と、まさかのトークで会場を驚かせた。
さらに、陸に上がるために魔法の力を使う大胆な決断をしたアリエルのように、思い切った決断をした過去を聞かれると、昆は「高校の進路を音楽高校に変えたことです。小さい頃から漠然とミュージカルの舞台に立ちたいという夢は持っていましたが、本当に叶えられると思っていなかったです。ただどうしても諦められずに、両親に頼んで音楽高校へ進学しました。あの決断が無ければ今ここにいないので、両親には本当に感謝です」と明かす。
木下は「『アラジン』のジャスミン役のオーディションに応募したことです。『美女と野獣』で野獣役を務めた山崎さんとたまたま舞台でご一緒した際に、ご自身がオーディションで決まったと聞き、自分もやってみたいと思い、初めて自分からマネージャーにオーディション応募を頼みました。あの時踏み出して本当に良かったです」、豊原は「この仕事をするために20歳で上京したことです。当時は若かったこともあり、アリエルのようにワクワクした気持ちと勢いだけで東京に来ました。両親の元を離れて知らない場所にいることは不安でもありましたが、結果的に良かったと思いますし、新しい世界へ飛び出したいというアリエルの気持ちが私にもよくわかります」と、それぞれのターニングポイントを話した。
PR
©2024 Disney and its related entities
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
コンコルディア Concordia NEW
“20年間、犯罪が起きていない町”で殺人事件が起きた――熱烈にオススメしたい社会派AIサスペンス
提供:hulu
レッド・ワン
見たことも聞いたこともない物語! 私たちの「コレ観たかった」全部入り“新傑作”誕生か!?
提供:ワーナー・ブラザース映画
十一人の賊軍
【本音レビュー】嘘があふれる世界で、本作はただリアルを突きつける。偽物はいらない。本物を観ろ。
提供:東映
知らないと損!映画料金が500円になる“裏ワザ”
【仰天】「2000円は高い」という、あなただけに教えます…期間限定の最強キャンペーンに急いで!
提供:KDDI
グラディエーターII 英雄を呼ぶ声
【人生最高の映画は?】彼らは即答する、「グラディエーター」だと…最新作に「今年ベスト」究極の絶賛
提供:東和ピクチャーズ
ヴェノム ザ・ラストダンス
【最悪の最後、じゃなかった】最高の最終章だった…エグいくらい泣いた感動体験、必見!
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
八犬伝
【90%の観客が「想像超えた面白さ」と回答】「ゴジラ-1.0」監督も心酔した“前代未聞”の渾身作
提供:キノフィルムズ
関連コンテンツをチェック
シネマ映画.comで今すぐ見る
ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。
死刑囚の告発をもとに、雑誌ジャーナリストが未解決の殺人事件を暴いていく過程をつづったベストセラーノンフィクション「凶悪 ある死刑囚の告発」(新潮45編集部編)を映画化。取材のため東京拘置所でヤクザの死刑囚・須藤と面会した雑誌ジャーナリストの藤井は、須藤が死刑判決を受けた事件のほかに、3つの殺人に関与しており、そのすべてに「先生」と呼ばれる首謀者がいるという告白を受ける。須藤は「先生」がのうのうと生きていることが許せず、藤井に「先生」の存在を記事にして世に暴くよう依頼。藤井が調査を進めると、やがて恐るべき凶悪事件の真相が明らかになっていく。ジャーナリストとしての使命感と狂気の間で揺れ動く藤井役を山田孝之、死刑囚・須藤をピエール瀧が演じ、「先生」役でリリー・フランキーが初の悪役に挑む。故・若松孝二監督に師事した白石和彌がメガホンをとった。
内容のあまりの過激さに世界各国で上映の際に多くのシーンがカット、ないしは上映そのものが禁止されるなど物議をかもしたセルビア製ゴアスリラー。元ポルノ男優のミロシュは、怪しげな大作ポルノ映画への出演を依頼され、高額なギャラにひかれて話を引き受ける。ある豪邸につれていかれ、そこに現れたビクミルと名乗る謎の男から「大金持ちのクライアントの嗜好を満たす芸術的なポルノ映画が撮りたい」と諭されたミロシュは、具体的な内容の説明も聞かぬうちに契約書にサインしてしまうが……。日本では2012年にノーカット版で劇場公開。2022年には4Kデジタルリマスター化&無修正の「4Kリマスター完全版」で公開。※本作品はHD画質での配信となります。予め、ご了承くださいませ。