ディズニー実写版「バンビ」、サラ・ポーリーが監督か

Photo by Kevin Winter/Getty Images

「ウーマン・トーキング　私たちの選択」でアカデミー賞脚色賞を受賞したサラ・ポーリーが、名作アニメ「バンビ」を実写映画化するディズニー新作の監督を検討していることがわかった。

1923年刊行のフェリックス・ザルテンの絵本をもとにした42年のディズニーアニメ「バンビ」は、森の大王グレート・スタッグの子どもとして生まれた子鹿のバンビが、母との別れをはじめとする数々の困難の中で、仲間とともに逞しく成長していく物語。

米Deadlineによれば、新作はグラミー賞6冠のカントリー歌手ケイシー・マスグレイブス の音楽をフィーチャーするミュージカルになるとのこと。「マレフィセント2」「トランスペアレント」のミカ・フィッツァーマン＝ブルーとノア・ハープスターのコンビが最新の脚本を執筆しており、クリス＆ポール・ワイツの製作会社デプス・オブ・フィールドがプロデュースする。

これまでディズニーアニメの実写映画化は最新作「リトル・マーメイド」のロブ・マーシャルのほか、ケネス・ブラナー、ガイ・リッチー、ティム・バートン、ロバート・ゼメキスといった監督らが手がけている。

子役出身のポーリーは、アリス・マンローの短編小説を自ら脚色した長編初監督作「アウェイ・フロム・ハー　君を想う」（06）でアカデミー賞脚色賞にノミネート。そのほかの監作は「テイク・ディス・ワルツ」（11）、ドキュメンタリー「物語る私たち」などがある。