金曜ロードショー、「ナウシカ」「コクリコ坂」「もののけ姫」3週連続放送! 【最新作「君たちはどう生きるか」公開記念】
2023年6月16日 06:00

宮崎駿監督の最新作「君たちはどう生きるか」(7月14日公開)の劇場公開を記念して、日本テレビ系「金曜ロードショー」で7月7日に「風の谷のナウシカ」、7月14日に「コクリコ坂から」、7月21日に「もののけ姫」を3週連続で放送することがわかった。

7月7日の第1夜に放送される「風の谷のナウシカ」は、宮崎監督の原点ともいえる作品。人間にとって毒となる“瘴気”を出す森「腐海」を巡る大国との争いに巻き込まれながらも、巨大な生物・王蟲たちに心を開こうとするヒロイン、ナウシカの姿を描く。

7月14日の第2夜は、宮崎吾朗監督が手掛けた少女漫画が原作の「コクリコ坂から」。企画・脚本は宮崎(駿)監督が担当し、宮崎(吾朗)監督が脚本を絵コンテに仕上げていくという形で制作された。戦後復興の時代を舞台に、高校生たちの青春を紡ぐ。長澤まさみ、岡田准一が声優として参加した。

7月21日の第3夜は、宮崎監督の渾身作「もののけ姫」。97年の公開当時、日本映画の興行収入記録を塗り替え、国外でも絶賛された。村を救うも右腕に呪いを受け、村を追われた少年アシタカが、運命を受け入れながら“もののけ姫”サンとの出会いを通して、森と人が争わずに済む方法を模索する姿を描く。
「金曜ロードショー」では、1997年から09年までオープニングを飾ったカメラを回す撮影技師「フライデーおじさん」が復活。同映像は、97年に「もののけ姫」を制作中に宮崎監督が描いた絵を「耳をすませば」の近藤喜文監督が映像化したもので、久石譲が「Cinema Nostalgia」という曲をつけて誕生した。「フライデーおじさん」という名前は、宮崎監督が21年に名付けた。
85年に始まった「金曜ロードショー」は、翌86年に「風の谷のナウシカ」を初放送し、200回以上にわたってスタジオジブリ作品を放映してきた。今夏開催の企画展「金曜ロードショーとスタジオジブリ展」では、昭和から平成、令和と時代ごとにジブリ作品の魅力に迫るほか、「風の谷のナウシカ」に登場する“腐海”を表現した空間に入ることができ、ジブリ作品の世界観を楽しめる。東京展は6月29日から開催(チケット発売中)。
放送される各作品の詳細と、「金曜ロードショー」の今後の放送ラインナップは以下の通り。

戦争で現代文明が滅んだおよそ1000年後の世界。有害な瘴気に覆われ、巨大な蟲(むし)たちが住む「腐海」が広がっていた。平穏な地「風の谷」に住むナウシカは、「メーヴェ」を操縦し、腐海の謎を解き明かそうとしていた。そんな中、「風の谷」に輸送機が墜落。人間同士の争いに巻き込まれることになったナウシカ。蟲と心を通わせ、奇跡を起こす。
※サッカー中継のため最大15分、放送開始時間が繰り下がる可能性あり

舞台は東京オリンピック開催を目前に控えた1963年の横浜。丘の上に建つ下宿屋“コクリコ荘”では、早くに父を亡くした高校生の海が、留学中の母・良子に代わって切り盛りしていた。ある日海は学校で、取り壊しが決定した古い由緒ある建物“カルチェラタン”を守るため、存続活動に没頭する新聞部部長の風間俊と出会う。

北の果てに住む一族の青年・アシタカは、“タタリ神”という怪物に姿を変えたイノシシに矢を放ち、死の呪いを受けてしまう。呪いを絶つ方法を探す旅に出たアシタカは、西へむかい、旅の途中、森の中で山犬に育てられた不思議な少女・サンと出会う。アシタカは、すべての生命を司るシシ神の住む“シシ神の森”を経て、製鉄場“タタラ場”にたどりつく。
◆6月23日「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」※本編ノーカット
◆6月30日「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」※本編ノーカット
◆7月7日「風の谷のナウシカ」※ノーカット
◆7月14日「コクリコ坂から」※本編ノーカット
◆7月21日「もののけ姫」※ノーカット
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