「オッペンハイマー」ノーラン監督にとって20年ぶりのR指定
2023年6月7日 11:00

クリストファー・ノーラン監督の新作「オッペンハイマー」が、アメリカでR指定となったことが明らかになった。「ダークナイト」シリーズをはじめ、「インセプション」「インターステラー」「ダンケルク」など、一連のノーラン監督作品はPG-13(13歳未満の子どもの鑑賞について保護者の厳重な注意が必要)だった。
R指定になると、17歳未満の観客は成人の同行が必要となる。動員が減るリスクがあることから、スタジオは審査をするアメリカ映画協会(MPA)に指摘された箇所を修正して、PG-13に抑えようとするものだ。
それでも配給のユニバーサルが「オッペンハイマー」をR指定での公開に踏み切るのは、仕上がりに自信があるからにほかならない。ノーラン監督にとって、R指定映画は「インソムニア」以来となる。
「オッペンハイマー」は、歴史上有名な物理学者ロバート・オッペンハイマーを題材にした歴史映画。原作は、2005年にピューリッツァー賞を受賞したカイ・バードとマーティン・J・シャーウィン共著のノンフィクション本「American Prometheus: The Triumph and Tragedy of J. Robert Oppenheimer」だ。映画は、第二次世界大戦中にマンハッタン計画を指揮し、原子爆弾の開発に成功したオッペンハイマーの栄光と挫折、苦悩と葛藤を描く作品である。ユニバーサルは争奪戦の末、配給権を獲得している。
主人公のオッペンハイマーは、「インセプション」や「ダンケルク」などで知られるノーラン監督作の常連俳優キリアン・マーフィが演じる。エミリー・ブラントがオッペンハイマーの妻キティ役、マット・デイモンがマンハッタン計画を指揮した米陸軍レズリー・グローブス中将役、アメリカ原子力委員会のルイス・ストラウス委員長をロバート・ダウニー・Jr.が演じるなど、豪華キャストが集っている。
先月、ノーラン監督は同作が自身の最長作「インターステラー」の2時間49分を上回り、3時間近くになると明かしている。「オッペンハイマー」は7月21日の全米公開を予定している。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

試写会で絶賛続々
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス

We Live in Time この時を生きて
【仕事にならないくらい泣いた…】人生の岐路で何度も観返したい、“一生大切にする”珠玉の1本
提供:キノフィルムズ

おばあちゃん版「ミッション インポッシブル」!?
【辛口批評サイト98%超高評価!】アクション映画好きに全力でオススメ!めちゃ良かった!!
提供:パルコ

か「」く「」し「」ご「」と「
【予想を突き抜けた”編集部員No.1”】観たらまさかの超良作!! 純度100%の切なさに感情崩壊
提供:松竹