サマンサ、再び「セックス・アンド・ザ・シティ」に登場

キャトラルが扮したサマンサは、PR業界で成功を収めたキャリアウーマンで、強烈な個性と開放的な性格で高い人気を誇る。だが、1998年から2004年まで米HBOで放送されたテレビシリーズ「セックス・アンド・ザ・シティ」と、08年と10年に公開された映画版のあと、主演で製作も兼ねるサラ・ジェシカ・パーカー（キャリー役）との対立が表面化。映画化第3作が準備中だった2016年、亀裂は決定的なものとなった。

これにより、パーカーは21年に続編ドラマ「AND JUST LIKE THAT…セックス・アンド・ザ・シティ新章」の準備を開始したとき、シンシア・ニクソン（ミランダ役）とクリスティン・デイビス（シャーロット役）には声をかけたものの、キャトラルにはコンタクトを取らなかった。

だが、「AND JUST LIKE THAT…セックス・アンド・ザ・シティ新章」シーズン2の撮影中、同作を放送するHBOの会長兼CEOであるケーシー・ブロイスは、キャトラルにサマンサ役としての出演を打診。その結果、同作品への復帰が決定した。ただし、出演は1シーンのみで、パーカーと電話で会話するシーンであるにも関わらず、現場では顔を合わせていないという。

なお、キャトラルはライオンズゲートの映画「アバウト・マイ・ファーザー（原題）」でロバート・デ・ニーロと共演しており、その後もNetflixのドラマ「グラマラス」や、ヒラリー・ダフ主演の「ハウ・アイ・メット・ユア・マザー」のスピンオフドラマ「ハウ・アイ・メット・ユア・ファーザー（原題）」への出演が決まっている。