「カールじいさんの空飛ぶ家」のその後を描く「カールじいさんのデート」上映決定 集大成となる感動の物語
2023年5月26日 17:00

2009年に公開された大人気作「カールじいさんの空飛ぶ家」のその後を描く短編アニメーション映画「カールじいさんのデート」が、ディズニー&ピクサー最新作「マイ・エレメント」と同時上映されることが決定した。日本を含め世界中を感動の涙に包んだカールじいさんの“集大成”となる感動の物語が描かれる。
ピクサーの短編アニメーションが劇場で同時上映されるのは、2018年公開の「インクレディブル・ファミリー」と同時上映された、小籠包が主人公の物語「Bao」以来、およそ5年ぶり。
「カールじいさんの空飛ぶ家」では、最愛の妻・エリーに先立たれたカールじいさんが「いつか二人で“伝説の滝”パラダイス・フォールに行く」という亡き妻との約束を果たすため、家に10297個もの風船を結び付け、大冒険に出る。
特に冒頭のカールじいさんとエリーの回想シーンが泣けると人気を集め、アニメーション映画として初めてカンヌ国際映画祭のオープニング作品として上映されたほか、第82回アカデミー賞では、アニメーション映画として1991年公開の「美女と野獣」以来、史上2度目となる作品賞の候補入りを果たした。
「カールじいさんのデート」では、カールじいさんが渋々承知のうえで友人女性とデートに行くことになるも、最近のデート事情がまったく分からず、緊張気味に。そんなカールじいさんに、特別な首輪のおかげで人と話すことができる犬のダグがデートの前の緊張をほぐし、犬でも仲良くなれる“友達の作り方”のコツを伝授する、2人の1日が描かれる。
前作に続きメガホンをとったボブ・ピーターソン監督は「エリーの代わりになる人はいないので、これは友情の物語です。エリーが『新しい冒険をしなさい』と言ってくれたことに敬意を表しているんです。そしてこの作品は、『マイ・エレメント』のテーマにうまく調和するものになっています」と語る。
ピーターソン監督と同様に引き続きプロデューサーを務めるキム・コリンズは「私たちはこれを集大成と捉えています。この作品はとても美しく終わり、二人は一緒に歩き出し、二人の絆を見ることができます」と物語の完結を示唆。本シリーズにおいては、ダグが映画の劇中でカールじいさんらに出会うまでの1日を描いた「ダグの特別な一日」、そして映画のその後のダグを描いた「ダグの日常」と短編アニメーション作品が手掛けられているが、ついにカールじいさんとダグの物語が完結を迎える。
(C)2023 Disney/Pixar. All Rights Reserved.「カールじいさんのデート」の後に上映される「マイ・エレメント」は、火・水・土・風の“エレメント”たちが暮らすエレメント・シティを舞台にしたピクサー最新作。家族のために、火の街から出ることなく父の店を継ぐ夢に向かって頑張っていた火の女の子エンバーは、ある日偶然自分とは正反対で自由な心を持つ水の青年ウェイドと出会い、自分の新たな可能性を考え始める。
エンバーの日本版声優は川口春奈が務めることが発表されている。
「マイ・エレメント」、同時上映の「カールじいさんのデート」は8月4日から公開。
PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
人生に迷ったとき、この映画が“効く”だろう。すべての瞬間が魂に突き刺さる体験が待っている
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ