「ホテル行こ…」レディコミ大ヒット作を実写化 行平あい佳&青柳翔「セフレの品格」予告編
2023年5月22日 18:00
行平あい佳と青柳翔が主演を務め、城定秀夫監督が湊よりこ氏の大ヒットレディースコミック「セフレの品格(プライド)」シリーズを2部作で映画化する「セフレの品格(プライド) 初恋」「セフレの品格(プライド) 決意」の予告編、ポスタービジュアル、追加キャストが公開された。
原作は、シリーズ累計発行部数425万部(電子含む)を突破する「セフレの品格」(紙版コミックスタイトルは「S-friends セフレの品格」、双葉社刊)。バツ2で子持ち、36歳の森村抄子は、高校の同窓会で再会した初恋の相手・北田一樹と一夜をともにする。数年振りのセックスに、いままで感じたことのない快感を知る抄子。しかし、夢見心地の抄子に一樹が求めたのは、結婚でも恋愛でもなく、セフレという身体だけの関係だった。抄子が一樹との深みにはまっていく一方、一樹は人には言えない秘密を抱えていた。
このほど公開された予告編では、同窓会で再会した抄子に一樹が「ホテル行こ…」と誘うセフレ関係の始まりから、人には言えない過去を抱えた大人の男と女のもつれ合いが繰り広げられる。
追加キャストは、行平あい佳演じる抄子、青柳翔演じる一樹と同級生でありながら、一樹とセフレの関係にある新堂華江役を演じるのは、「怪物」(23)、ドラマ「警視庁強行犯係 樋口顕」など幅広い演技をみせる片山萌美。昨年の「鎌倉殿の13人」話題を呼んだ新納慎也が、抄子に交際を迫る上司・栗山役を演じる。その他「セフレの品格(プライド) 初恋」には、出演作が通算300本以上を超える名バイプレイヤー川瀬陽太や、「眠らない街 新宿鮫」、ドラマ「もう誰も愛さない」「幸せの時間」等の話題作で一世を風靡した田中美奈子が出演し、物語を思わぬ展開へ加速させる。
「セフレの品格(プライド) 決意」には、「わたしの幸せな結婚」「ベイビーわるきゅ~れ2ベイビー」、夜ドラ「わたしの一番最悪なともだち」(NHK総合)にも出演が決定している高石あかりが一樹に救われる家出少女・山田咲役を演じ、「ビリーバーズ」「ケイコ 目を澄ませて」など話題作への出演が続く石橋侑大が、抄子に恋心を抱くボクサー・市原猛役として出演する。
更に、本作の主題歌には、シンガーソングライター・前野 健太が書き下ろした楽曲「ああ…」に決定。前野が劇映画の主題歌を書き下ろすのは初となる。前編「セフレの品格(プライド) 初恋」は7月21日、後編「セフレの品格(プライド) 決意」は8月4日公開。
SEXって大切ですか? この「セフレの品格」という作品は、「新しい幸せの定義」を考えさせてくれる作品な気がします。
未来を見据えた、結婚、妊娠、愛する人との時間など、世の中の誰もが想像する一般的な正当な幸せ。
しかしそのレールにのらなくても幸せを自分の意思で決めることができる昨今。
華江を演じる中で、この作品では「その時、その瞬間の幸せを大切にしてる」と、深く感じました。刹那的な愛でもそれだけで生きていける糧になることは多いはず。「初恋」編ではその異様さと、「決意」編では若さの美しさをぜひ堪能していただきたいです。
“eros”という言葉には何故か猛烈に哀しみを感じます。哀しみがあると分かっていても「好きなんだから仕方ない」。本作の台本をいただいた時にそんなことを感じました。
そして、僕が演じた栗山という男もまた「好きなんだから仕方ない」という生き方。彼は彼なりに純粋に愛を伝えたかった一人の人間であるということを大切に演じました。
城定秀夫監督作品に呼んでいただいたことは本当に光栄で、噂通りの的確かつスピーディに進んでいく現場で、僕が持ち込んだ栗山像に真摯に向き合ってくださったことに感激しました。
そんな城定監督が創り出す、退廃的な人間の欲と憂いと羞恥心が入り混じった哀しい“eros”の世界で、強く生きる女性の“意思”と“愛”の意味を痛烈に感じさせる本作、じっくり楽しんでください。抄子と一樹はもちろんですが、栗山の想いも感じていただけたら嬉しいです。
脚本を読み「求める」という感情は、突然怖いモノへと豹変し、時に愛おしく美しいものにもなり得るということを知りました。そして、咲を演じるには今までの感覚だけでは役が浅くなってしまうと感じ、外部からの情報や映像、音楽から役を知っていきました。そこで感じた吐き気や震え、心と身体の変化を必死に役に落とし込み、それを現場や城定監督が全て受け入れてくださったからこそ、自由に演じられたと思っています。この作品の一員になれたことに心から感謝します。
市原猛になるために、役者を続けていたんだ。そんな不思議な気持ちで台本を読ませていただきました。猛の抱える葛藤が自分自身の苦しみであり、それをさらけ出すことに躊躇いも恥じらいもありました。それでも不器用に、泥臭く、馬鹿正直に生きていく市原猛の魂に、この身の全てを捧げカメラの前に立ちました。こんな男をスクリーンまで導いてくれた城定組全ての方々に感謝しています。是非劇場で、熱くエロスな闘いをご覧下さい!
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