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クリント・イーストウッドの監督次回作はニコラス・ホルト主演の法廷心理劇

2023年4月18日 11:00

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クリント・イーストウッド&ニコラス・ホルト
クリント・イーストウッド&ニコラス・ホルト
Photo by Jon Kopaloff/FilmMagic/Getty Images Photo by Dia Dipasupil/Getty Images

93歳の誕生日を間近に控えてなお精力的に活動を続ける名匠クリント・イーストウッド監督の次回作が、「Juror No. 2(原題)」に決定した。

米ワーナー・ブラザース製作・配給による本作は、法廷が舞台の心理サスペンス。殺人事件の裁判で陪審員を務めることになった主人公が、審議中に自分自身が真犯人であることに気づき、ほかの陪審員らを巧みに操って無実の男を有罪に仕立てるべきか、はたまた真実を告白して自首すべきか葛藤する、というストーリーのようだ。

米バラエティによれば、6月のクランクインを目指して現在、ニコラス・ホルトが主人公の男役、トニ・コレットが検察官役でそれぞれ出演交渉の最終段階に入っているとのことで、新進気鋭の脚本家ジョナサン・エイブラムスがオリジナル脚本を執筆。イーストウッドが監督と製作を兼ねるほか、長年多くの監督作でタッグを組んできたティム・ムーアジェシカ・マイヤーアダム・グッドマン(「ソングバード」)もプロデューサーに名を連ねる。

イーストウッドにとって、2021年の「クライ・マッチョ」以来約2年ぶりの監督作となるが、今回は俳優として出演はしない模様だ。

米Huluのヒット歴史ドラメディ「THE GREAT エカチェリーナの時々真実の物語」でエミー賞にノミネートされ、若手実力派としてますます注目を集めるホルトは、タイトルロールを演じるニコラス・ケイジ共演のホラーコメディ「Renfield(原題)」が全米公開されたばかり。次に、ロバート・エガース監督が傑作ホラー「吸血鬼ノスフェラトゥ」(1922)をリメイクする新作「ノスフェラトゥ(原題)」で主演を務める。

一方、18年の大ヒットホラー映画「ヘレディタリー 継承」以降、「ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密」、「ナイトメア・アリー」といったヒット作、話題作への出演が相次ぐコレットは現在、米アマゾン・プライム・ビデオの新SFドラマシリーズ「The Power(原題)」で主演を務めるほか、アカデミー作品賞受賞の「パラサイト 半地下の家族」に続くポン・ジュノ監督作として注目を集める「ミッキー17(原題)」に出演が決まっている。

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