イーストウッド最新作「クライ・マッチョ」日本版予告編&ポスター公開
2021年10月23日 12:00

クリント・イーストウッド製作、監督、主演の最新作「クライ・マッチョ」のポスターと日本版予告編が公開された。
監督デビューから50年、40作目となる本作はN・リチャード・ナッシュの「CRY MACHO」(1975年発刊)が原作。イーストウッドが演じるのは、人生に失敗したロデオ界の元スター、マイク・ミロ。落馬事故をきっかけに家族は離散し、競走馬の種付けで細々とひとりで暮らしているという設定だ。ある日、元雇用人からメキシコにいる彼の息子ラフォの誘拐を依頼される。メキシコからテキサスへの危険で壮大な道のりには、予想外の困難と思いがけない出会いが待ち受けていた――本当の“強さ”の意味を問うイーストウッドの集大成だ。
予告編冒頭では、監督デビュー50周年記念として、これまでにイーストウッドが監督、出演した傑作のタイトルが紹介される。元雇い主から息子ラフォを誘拐するように頼まれたマイクは、親の愛を知らない不良少年に「昔は強かったんだろ?」と問われ、「昔の俺はすごかった。だが今は違う」と返す。「男は“マッチョ”に憧れる」 「すべてを手に入れた気になるが、ある日その無意味さを知る」 「だが俺は変えようと思う。これからの人生のために」と物語のテーマを示唆するセリフが切り取られている。人生の岐路に立たされたマイクと少年のその後が気になる映像だ。
日本版ポスターには、カウボーイハットにウエスタン・ルックのマイクと、ラフォ役に大抜擢されたメキシコの新星エドゥアルド・ミネットが相棒のニワトリ(闘鶏)のマッチョを連れて荒野を歩む姿が配されている。「今こそ、本当の強さの意味を問う」のキャッチが、イーストウッドがこれまでに演じてきた男を連想させる。
「クライ・マッチョ」は、2022年1月14日全国公開。
(C)2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント